結斗のブログ~チャリとマンガと六法と。~

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めでたいニートのしょうもない思考と現実逃避を書き流す。

フットボールと服と法律が主成分
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まずはイングランド対イタリア

イタリアはブッフォンが前日練習で怪我してシリグが先発。
DFもパレッタ、バルザーリ、ダルミアンが先発して、ボヌッチ、デシリオ、アバーテはベンチ

イングランドはヘンド、ジェラードの中盤にルーニー左のウェルベックトップ下、スターリング右でトップにスタリッジの謎布陣ww
なんでルーニーがサイドやらされてんだw


試合自体は結構双方がボール回してて、面白かったけど、やっぱりしっかりパスが通るのはイタリア
イングランドの雑さが目立つ。
センターのピルロが少し低い位置だったので、あんまりプレスがかからず、自由にパス出せてたのがイタリア有利の要因かな。
逆に前目に入ったベッラッティは正直消えてた。期待してただけに残念。
反対側のマルキージオは高い位置でもよく顔出してた。1点目のミドルは圧巻。声出たw

イングランドはなかなかルーニーにボール入らず、苦労してた。そりゃウェルベック真中じゃボールおさまんねぇよw
と、思ってたら失点直後に1点返して同点に。
ルーニーのクロスがドンピシャ!上手すぎだよ、この人。
イングランドからすると左ウイングこなせるのがルーニーしかいないってことなのかね、。

ジェラードも結構パス出してたけど…うーん、。流石に衰えが見えて悲しい。


そしてバロちゃんは相変わらずほとんど空気。こいつ点取る以外なんもしねぇな。
それでもちゃんと1点取るから文句言われないんだろうけどさw

しっかりDFと駆け引きして裏取って、バックステップからあの威力のヘッドされたら、GKはどうしようもねーよ。
そこは流石のバロテッリ。

結局終始ゲームを試合したイタリアが勝利
試合巧者って感じだった。
続いてチリ対オーストラリア

チリは4-3-1-2だったかな?
アランギスがアンカー気味に入って、ディアスとビダルがインサイド
バルディビアがトップ下でサンチェスとバルガスの2トップ

チリはバックラインがみんな身長ないし、解説も日本が目指す形ともいえる、的なことを言ってた。
ただ、ビダルのコンディションが悪くて、なかなか攻撃のスイッチが入っていない感じ。
それでも、サンチェスの崩しはやっぱりすごかったし、バルディビアのシュートもうまかった。

ただ、バルディビアはあまりに守備しなくて、あんまり印象良くない…
よくも悪くも昔ながらのゲームメイカーって感じ。
縦パス貰わないと生きない。2トップも守備してるのに、その後ろのトップ下が守備しないのは
なんだかなぁ…

ビダルの調子悪かった半面、アランギスがすごく良かった。
バックラインに入って組み立てもしてたし、OGが奪ってから最初に縦パス入れた先もしっかりケアしてた。
攻守に顔出して、サイドのフォローもしてて、まさに縦横無尽って感じだった。


反対にOGは去年のイメージからおおざっぱな感じを抱いていた。
実際前半の最初は固かったのか、2失点したし、2失点め食らうまでは今まで通りな感じがした。
でも、そこからチリが少しペース落とした(というか、バテて落ちてきた)ため、スペースが空いて、やりたい形ができてきたように見えた。
サイドに入った7番レッキーがいい。ドイツ2部にいる23歳。この選手も出世するかも。

ケーヒルのヘッドは流石、って感じ。でも、ケーヒルって178cmしかないんだね・・・
ジョシュアのイメージでめっちゃでかいのかと思ってた。
空間認識がいいからポジショニングが上手いタイプなのね。
チビだけど実は空中戦対人勝率の高い内田なんかと近いタイプ…

試合は前半で見せ場は終わった感じ。
後半はチリの足が止まって、ビダルも下がって、あとは2-1でいいや、感が出てたw
結局ボーセジュールが1点追加したけど。
OGは10番の若手も出てきて、つなぐ意識が高まったけど、
正直チリのCBが小さいこと考えれば、もう一人でかいFW入れてケーヒルに放り込むほうが良かったと思う。
戦術変更に走ったとは思うし、世代交代もあるんだろうけど、ケーヒル残す以上は放り込みが一番有効な気がした。
ちょっともったいなかった。

正直チリは前評判程のダークホースになれる力はない気がした。
ただ、前半早い時間に2点取っちゃったから、集中切れたり、温存に走ったとも見れるので、次戦以降に注目。
スペイン対オランダ(フル)

スペイン4-3-3、オランダ5-2-3の布陣

スペインはシルバとジエゴコスタが先発
オランダはブリントをLWBに入れて中盤にデヨングとデグズマン
トップ下にスナイデルでロビンとロッベンの2トップ

キックオフ直後から、オランダのはいプレスがすごかった
スペインは全くボールを縦に入れられず、バックラインで左右に回すばかり

ジエゴコスタはコンディション悪く、ボールが収まらず…
オランダの5バックは真ん中3人でスペインの前線3人にほぼマンツー
両WBがスペインのサイドバックをマーク、と具合
シャビ・イニの上がりにはデヨング・デグズマンで徹底的につぶしにかかる
開始5分でスペインに手詰まり感…
シャビやアロンソの縦パスが出るんだけども、全部カットされるか、トラップしたとこで潰されてた

ポゼッション・パスサッカーの肝はスペースづくりのフリーランで、ゾーンの相手に対してマークの受け渡しがずれたとこにボールを入れていくことになるんだが、オランダは最初から対人で守備しているから、完全に無効化されてた。

正直オランダは守備のタレントがいなくて、不安定だったから、いくらデヨングが頑張っても限界あるよなぁ、なんて思ってたから、衝撃的だった。

このパスサッカー封じはすごく理に適ってはいるんだけど、今まで誰もやらなかったのは、
1 5バック全員の対人守備がしっかりしていること
2 守備陣に尋常じゃないスタミナがあること
3 前線が少人数でも独力で点をとれること
が前提になるため、誰も実践できなかったことにあると思う。

オランダとスペイン見るとオランダのバックラインは全員身長180オーバーなのに対し、スペインの前線はコスタ以外は小兵系。圧倒的体格差がある点を有利に使っていたと思う。

それと、デヨング・デグズマンのスタミナと前線3人のプレスがあることでバックラインの負担を結構軽減できたこと。
スナイデルは相変わらず守備あんまりしないし、コンディションも悪そうだったけど、
ロッベンはハインケス、ペップのおかげで物凄い献身性身に着けてたし、ロビンも大好きファンハールの指示でしっかり守備してた、。ユナイテッドでは全然守備しないくせにw

結局アロンソのPKでスペインが先制するも流れは完全にオランダに。
前半の終盤シルバのフリーランで少し崩せそうな感じはあったけど、前半のうちに追加点を取れなかったのが痛かった。

後半はハーフタイムの間にファンハールがしっかり修正してきて、シルバに対してもマークずれなくなってしまったので、完全に詰んだ。

オランダの得点についてはいうまでもなくロビンとロッベンの個の力がハンパなかった。

1点目、2点目ともLWBのブリントからのアーリー気味のクロスだった。ブリントいい!
普段はインサイドハーフやってるけど、もともとサイドバックだったし、いいクロスも持ってる。W杯後、出世するかも。まだ24歳だから、次のW杯もある。

ロビンのヘッドは流石としか言いようのないストライカーっぷり。
そっべんは足早すぎて鈍足のピケじゃ対応できないし、ラモスでも切り替えしについていけてなかった。凄すぎ。

スペインは両SBがあがりっぱなしだったけど、全然有効に使えてなかった。アルバに当ててディフェンスを広げようにも、5人もいたら広がらないし、そもそも人につきっぱなしだから、スペースとか関係ないw
結局オランダが奪って、中盤2人が前3人に預けて、スペインのCB2枚と3対2で勝負、という場面が多かった。
あとはもう…見る影もないカシージャス、。Vバルデスいないから、デヘアになるけど、経験積ませるためにも次戦以降はデヘアでいいんじゃないか?反応はいいし、シュートストップはすげぇうまいし、ハイボール処理は気になるけど、3失点目みたら思いっきり目測誤って被ってるカシージャスと大差ないわ…

結果は1-5。
スペインは50年ぶりぐらいの5失点だそうで。
立て直しは難しそう…

代表戦でのカウンターサッカーの巻き返しの幕開けを感じた。
マッチレポート

開始からクロアチアが自陣でしっかりブロックを作る展開。
ブラジルはバックラインから2ボランチで回すばかりで、楔の縦パスが全く入らず。

一方クロアチアは縦パスのカットやボランチのところで奪取した後、左右のペリシッチ、オリッチに簡単に預けるor前のスペースを使うことで、縦に早いサイド攻撃を展開。

散らしや斜めのロングボールはモドリッチとラキティッチが出していく。
トップ下に入ったコバチッチは終始空気状態。
クロアチアは3列目がゲームメイクするのでトップ下の役割が少ない…?

左サイドをえぐったオリッチのクロスにマルセロがしっかり合わせてクロアチア先制w

先制後は、更にしっかりブロックを敷いて守るクロアチアに対し、ブラジルは2枚のCBのところで相手の1トップイェラビッチとコバチッチを引き出し、ブロック全体を前に出させた上で、両SBの裏、特にLSBに入ったヴルサリコの裏へ長いボールを出す展開。
2列目右に入ったオスカルの突破がかなり効いていた。

オスカルが突破するようになった辺りでブラジルが落ち着き、主導権を握る形に。
(それまでの時間帯もブラジルがボール持ってたけど、どちらかというと持たされている印象)

結局ネイマールが中央突破から左足を振りぬき同点に。
あのシュートはうまかった。
クロアチアのGKも悪くなかったけど、あれはブラインド入ってるし、届かんとこやろなぁ。

同点で前半折り返し。

前半で目立ったのは、中盤でのやりあい。Lグスタボとパウリーニョに対して、モドリッチとラキティッチがしっかり付いていたから、ここでブラジルが前を向けず、CBに戻すばっかりな展開に。
あと、点入るまでは、シウバとルイスの散らしにも最終ラインがしっかり付いていけてたけど、先制して若干前がかりになったのか、裏が空きだして苦しい展開になっていった。
開始直後みたいに低い位置でブロック組んでたらまた違う展開になったかも。バイタルはしっかり埋めてたし。
ブラジルはオスカルを除いて前の方が終始空気だった。点取ったネイマールでさえ、得点シーンまではほとんど突破できずにイライラしてたし。故にモドリッチに肘鉄かましてカード貰ってたしw
結局フレッジとフッキは空気のまま。フレッジは後半にPKゲットの大仕事したから良いけど、フッキはダメなまま後半途中で交代。残念。


後半はブラジルペースで始まり、問題のPK判定へ。
ロブレンが手をかけてた以上、ファウル該当は文句ないはず。
あとはあの場面で「審判がとるかどうか」の問題。
誤審ではないが、厳しすぎじゃね?というLvの話。

まず、プレミアならほぼとらないレベルの接触。
セインツのロブレンからすれば、あんなもんファウルでもなんでもないやろ!って感じ。
(まぁ、FAのファウル基準は緩すぎるから、参考にはならんけども。)
一方で、CLやセリエならミランだったらとってもらってるけど、インテルならとってもらえない、ってな印象w
ま、W杯はFIFAの基準なわけだし、FAやUEFAと違うとしても文句はいえないかな、と。

フレッジの倒れ方もわざとらし過ぎるし、多分引っ張られてはいないけど、接触・ホールドに気付いたから貰いに行ったよね。マリーシアだわな。

で、結局ネイマールがPK決めてブラジル逆転。
これも、すでにブラジルが逆転してたらとらなかったとは思う。
ホームアドバンテージはしゃあない。

でも、逆転されてからはクロアチアがしっかりサイド攻撃していて、いい感じだった。
両チームとも縦に早い展開になって打ち合いっぽくて見る分には楽しい。
オリッチからのクロスにジュリオセサルとイェラビッチ?が交錯したシーンも、ボールより先に
身体当てちゃってる以上、チャージとられてもしょうがないかねぇ。
それよか、チャージ後のディフレクションに反応してルイスがシュートブロックしたのにビビったwルイスすげぇw

最後はクロアチアがリスクかけて上がったところをオスカルがカウンターで仕留めて終了。
ラミレスのタックルも物議かもしたけど、しっかりボールにいってるし、エリア外は結構流してたから、あれだけとるってこともないかな。
なにより、オスカルが突破かけたときチョルルカもロブレンも残ってたわけだし、2人してど真ん中ぶち抜かれた方に問題あるわな。
シュートはタイミング外すの上手すぎて思わず声出た。オスカルがやべぇ。


全体として、一番良かったと思うのはオスカル。
次いでパウリーニョ、ルイス。
オスカルは突破、クロス、シュートとどれも脅威で大活躍の印象。
パウリーニョも、ここでモドリッチとラキティッチを止めたおかげで、クロアチアの攻め上がりを防げてたし、散らしの位置が低くなってたから、決定的なチャンスを作らせずに守り切れたと思う。

ルイスは攻守に活躍してたし、意外とシウバよりも1対1止めてた気がする。
ルイスが1st、シウバがカバーって役割分担のせいもあるけどw
にしても、シウバまで仕事回さずにボール奪取してて、改めてブラジルの守備の固さを実感したw

マルセロ、アウベスの裏を使ったところで中で待ってるのがルイスとシウバじゃ、チャンスでもなんでもねぇわw
カットインして突っかけてPK貰わん限り、点取れるイメージがわかなかったw

緒戦はこんな印象。
今晩はスペインVSオランダ

予想はスペイン勝ち。オランダの守備陣ではパスワークについていける気がしない。
日本に崩されるレベルだし…。

気になるのはスペインの1トップ。師匠・ジエゴコスタのCF系が入るのか、ビジャやセスクで0トップ系か。