嫉妬はなにも色恋だけの話しではない

恋愛感情にまつわる嫉妬は
人間が動物として当たり前の感情
だから嫉妬心が生まれること自体を
抑えるのは難しい"動物的な嫉妬"だが
感情が暴走するのを止めたり
感情の激しさの度合いをうまく
コントロールする必要はある

それより厄介なのは"社会的な嫉妬"
他人と自分を比べて"自分が劣ってる"
"相手が優れてる"と感じたときに
抱く嫉妬心のほうである
こちらの嫉妬心は怒りや不安、憎しみ
無力感、劣等感など様々な感情が
組み合わさったもので複雑だ

さあどうコントロールするか?
まず"他人と自分を比べること"を
ナンセンス、ムダなことと悟ること
嫉妬心を成長のバネにできる方なら
それはそれでポジティブなことだけど
大半はそうならず心の病に発展する

そのためには「止観」が有効だ
仏教では"煩悩を止めて観る"方法がある
煩悩とは"心に貼り付くあらゆる欲望"で
人の煩悩は108個あると言われてる
余談だが除夜の鐘を108回鳴らすのも
数珠の珠が108個あるのも
この"煩悩"から心身を解き放すためで
それだけ人生とは煩悩との闘いなのだ

もし嫉妬の感情が生まれたら
まず「自分は動物なんだなぁ~」と
あらためて血の通った人間だと喜ぶ
そして"嫉妬してる"と事実認識する
感情を客観的に眺めることができれば
ある程度冷静さを取り戻せる
頭に昇った血も下がってくるだろう
あとは相手をしっかり観察し
前頭前野を働かせて原因分析をする
そしてその状況から距離を置けばいい

もうひとつ"社会的な嫉妬"について
「みんなと同じゴール」を見てないか
「他人が決めた価値観」に感化されてないか
「他人の評価や行動」を気にしてないか
今はSNSで簡単に他人の情報が見られる
プチ自慢から仕事の成果、幸せ家族etc
そうなると嫌でも自分と比べる
劣ってると感じれば劣等感、嫉妬に
ウソをついて自分を"盛れ"ば
虚しさを覚え自分自身が嫌になる
どちらにしてもイイことは無い

自分は何をやりたいのか
自分はどこを目指してるのか
脇目も振らずただ前をみる
己のゴールのみを見てればいい
そこに"他人"など一切関係ない



朝ごはん


コールスロー、スライスポークアドボ
ロンガニーサ、サニーサイド、スープ



晩ごはん


オイスターソース焼きそば
中華風ラビオリ、野菜スープ