お菓子と私〜小麦断ちは、ほぼ砂糖断ちだった結末…
ほぼグルテンフリー&特定食品を抜く、低FODMAP生活を始めて20日です。
低FODMAPって何?という方は、こちらの記事か、江田証氏の本をご参照ください。
『なんだかよくわからない「お腹の不調」はこの食事で治せる! 世界が認めた低FODMAP(フォドマップ)食事法』 (2017/10/24 江田 証)
さて、明日、小麦解禁!
…しかし、今のところ「砂糖がダメになった」という印象が強いです。
おととい食べた米粉とピスタチオのパウンドケーキも、グルテンフリーだけどよくなかったのか、30分後に目眩のような感覚になり、お腹も少し痛くなり…、とりあえず具合悪くなったんです。
ピスタチオは高FODMAPですが、パウンドケーキに入っている量くらい問題ないんじゃない?て思いました。
でも、30分後に反応がでるということは、砂糖かオイルか、あるいはそんな少量のピスタチオでも…?てことになります。
ここまでになるとピスタチオアレルギーかもしれません。
でも、チョコレートも前の半分も食べられなくなってしまっているので、やはり「砂糖」だと思っているんです。
食べた瞬間の、頭にかぁっと何かが上がってくる感触が前より速くなってしまって、「これはマズイ…」て感じるんですね。
19日から事情でホルモン系の薬を飲んでるので、それも手伝ってるのかもよくわからない、てのもあります。
1週間後薬が終わったら戻ったりして(笑)
それならそれでいいですけど。
お菓子と私
これほど砂糖がたくさん入ったお菓子がダメになってみて思ったことです。
「私は何をお菓子に求めていたのかなぁ…」
というところですね。
今でもショップで「カントリーマァム」などのパッケージを見ると「欲しい!」と思ってしまうので、なにかインプットされたものがあるのでは?とも思うのですが。
あの赤の、いかにもふんわりしたパッケージが、ねぇ。
そういう「見た目の魅力」というのもあるのかなぁ、と思ったんです。
ケーキを食べる時はいつも「美しいものを眺める幸せ」というのがありました。
食べることそのものよりも、ですね。
ケーキは相当凝ったお菓子ですから、芸術的にも感じられるので、そういうのを楽しいというのもあったと思います。
パティシエたちへの敬意だとか。
ボンボンショコラなどもそうですね。
味もだけど「細工を楽しんでる」ようなところはありました。
でも、なぜかね、ケーキを食べている自分、お菓子を食べている自分に敬意を持つことはできませんでしたね。好きでいることもできませんでした。
「よくないんだろうけど、カロリー取らないといけないからさ…」
て思ってるとか、
「よくないんだろうけど、やめられないからいっか…」
て思ってるとか、どちらかでした。
「だって惹かれちゃうんだもんね、しょうがない」
て思っていました。
「食べる」ということに焦点あてると、ケーキなどは決して「食べるためのもの」ではなく、「何か楽しいもの」「ときめくこと」だったのだと思います。
"副作用なく食べ物と一体化する"
前の記事でも少し紹介した、『ジョコビッチの生まれ変わる食事』には、「食べ物には、副作用なく体と一体化してほしい」という一文があります。
や、まったくその通り!
ですよね。
どこか罪悪感抱きながらケーキ食べてるのなら、もうその時点で副作用ですよね(苦笑)
チョコレートが2cmくらいしか食べられなくなっている今日この頃、ふかふかのスクランブルエッグにはちみつを1、2滴加えただけでも、「プリンに近いかも!」と思えてしまうくらい、「甘味」に鋭くなっていました。
にんじん、トマトなどはもちろんのこと、ブロッコリーにオリーブオイルというのだけでも、です。
ポテトもグリルして柔らかくなっていれば、ケーキと同じくらい癒されるなぁ、と感じるのです。
ケーキにも癒されると思うんですが、激しく興奮もし、後で落ち込む、というのもありますからね。
見た目の魅力という点では及ばないですが、体にとっては乱気流みたいな状態にならないほうが楽です。
といいつつ、一口くらいなら大丈夫なので、多分これからも食べますけど(笑)
お菓子と食事の目的は違う
お菓子は「食べること」そのものに目的はなく、「何かの楽しみ」というものなんだな、と思います。
私は専門外ですが、砂糖にも小麦にも中毒性があるという情報はたくさんあるので、「パン」や「クッキー」を食べ始めたらもう虜になってしまう、ていうのはあるのかなと思います。
そうなると、「食べる」ということは置いておいて「とりあえず快楽を求める」という行動になってしまっています。
「手がのびちゃう」という状態ですよね…。
それは「食べる」とは異なる行動で、タバコがやめられないのと同じ。
どこに自分の意図はあるんだろう?
て、思ってみることも大切なのではないでしょうか。
ジョコビッチ氏の本にも、食べもの・食べ方・食べる目的、ということについては深く語られています。
気になった方は読んで見てくださいね!