「マクベス」、一度見てみたいもの…と思いながら機会がなく…というか、諸々他のイベントがあって忘れていた「マクベス」でした。
ANCORAの舞台だとかなりアレンジ効いてるのかな?と思ったら、しっかりと「マクベス」でした。
ていうか、歌すごかった。。。
初めてBRAVO!言っちゃいました。
照れ屋なもので、普段は叫ばないですけど。
そして、4月の「こうもり」で見かけた役者さんたちがいらっしゃり、あーここにも出てるんだなぁと、嬉しくて。
演出が、なんだか、とっても妖艶で、
「やっぱりオペラはセクシーじゃないとね!」
と思ったり。
や、そういう狙いがあったのかなかったのか知りませんけど(笑)
迫力ある歌声は言うまでもなくて、他の団のマクベスも見たいなーとか、やっぱりヴェルディ作品のアンサンブルはすごいなあ…とか、いろいろ感じてきました。
7月公演のナブッコの参考にさせていただければな、と思います。
私のオペラ暦は3年前からで、合唱団入ってからのご縁なので、専門的な知識はほぼないです。
そんな私にとって、オペラで感じることは、
「なんか、あんな風に全力になってみたい、とか思うんじゃないか…」
てことです。
今どきの、とくに日本で、あえて「悲劇」や「文学」を劇で見たいという人はどれくらいいるのかなー…と思いつつ、
なら「単なる悲劇」ではなく、なにかこう
今、生きるメッセージってあるんじゃないの?
て思ってます。
あんまり「意味」とかも考えず、分析もせず、評価もせず…
てスタンスで参加すると、
やっぱり
「渾身で生きる」
というテーマに出会いますよね。
オペラをすることは、かなり非日常感覚です。
違う国、違う時代、違う人を演るわけなので。
演劇もそうですね。
自分とかけ離れたものに触れることで、逆に
「この手の中にある日常」
をたくさん感じられるというか…、
そんなところ、あるんじゃないかなーと思います。
今年はありがたくも「ナブッコ」へ合唱出演です
2日公演で衣装変えようかなーなどと、妙な気合を入れておりますので、ぜひ観に来てください
アーリドラーテ歌劇団 ナブッコ(チケットぴあリンク)