魔笛で幸せ | バラとオペラとチョコレート

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モーツァルト:魔笛/ギューデン(ヒルデ)

¥2,650
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最近、このCDをお手本に歌うのが最高に幸せだったりします。
なんかね、なんだかかなり気持ちいいんですよね。

モーツァルトだからなのか、魔笛だからなのか、
ウィーンフィルだからなのか、カール・ベームだからなのか…
わかりません。
けど、魔笛の最初の何曲かを聴くだけでも、かなり機嫌が良くなります。

魔笛は初めて見たオペラでもありました。
その時は全く、どんな音楽なのか知らずに舞台を見に行ったんですね。

そこで聴いた序曲になぜかとても興奮して、
そのままファンになりました。

パパゲーノの楽しいアリアに惹かれ、
夜の女王の迫力に圧倒され、
今はパミーナの優しい歌声が羨望になりました。
歌手はヒルデ・ギューデンという人ですね。

オペラといえば「声量」という感じですけど、
ヒルデ・ギューデンの歌い方はどこまでもソフトで、
「ああ、これが姫の歌声なんだな」
と思わせてくれます。

CDですからマイクを通しているとは思います。
それでも、オペラ曲でここまで柔らかく優しく発声できるって、
どうなってるの?

オペラは単なる「声量勝負」じゃないんだな、
と思わせてくれ、
惚れ惚れさせてくれた歌手なのでした。

「こんな風になりたいな~!」という思いは
それが目標であるとも言えますし、
そういう対象が居るというのも、
機嫌が良くなりやすいのかも、と思うこの頃です。