You Tube - Andrea Bocelli Cantico
アンドレア・ボチェッリ(Andrea Bocceli)のCANTICO(愛の歌)です。
曲のイメージは
”素晴らしいエンディング”
―…つまり、深いハッピーエンド、という感じ。
これは去年に、朝ウォーキングをしていた時、よく聴いていた曲でした。
もともと CANTO DELLA TERRA で気合を高めながら歩こうと思って
そっちを聴いているうちに、アルバム(SOGNO)のトラックが進んで、
突然「すごいいい曲!こんな曲があったの?!」と、
CANTICOを知ることになったのでした。
イントロは”幻想的な雰囲気”から始まります。
そして、管楽器が鳴り始めた頃には、どんどん雄大になって、
頭の中で広い草原と空が広がっていく感じ…。
サビからラストへの流れで、妙に泣けるんですよね~
![キラキラ](https://emoji.ameba.jp/img/user/ch/chauty/152441.gif)
歩きながら、自分の感情のどこにこの曲の何が入り込んだんだろう?
と震えながら思っていました。
Io saro sempre sulla tua scia(いつも君のあとをついていく)
Non puoi fuggire(逃げることなんてできない)
Perche sei mia(君は僕のものだから)
Perche ti voglio(君が僕を求めているから)
Perche mi vuoi(僕が君を求めているから)
Un mondo si apre intorno a noi...(僕らの周りに世界が開ける)
…イタリア語はあまりなじみがないかもしれないのですけど、
たとえば↑この歌詞だと、
”ィオサ-ロ セ--ンプレ スッラ-トゥアシ--ア、
ノンプォイフッジ--レ ペルケ-セイミ--ア… "
…みたいな感じで、「-」この伸びる部分があってとてもリズミカルで、
なにか唱えているようにも聞えます。
泣ける理由のひとつは、この「言葉のリズム」かもしれませんね^^
主観的なものかもしれませんが(笑)
それに、歌詞のところどころで「韻」をふんでいますので、
詩としても楽しめるんです
![♪](https://emoji.ameba.jp/img/user/hi/hina-and-piti/104089.gif)
囁かれているようなあたたかい感じは、
ボチェッリの歌の腕前というしかないですね^^
さらに、この曲はサビ以外がマイナーコード(暗い感じ)で、
サビでメジャーコード(明るい感じ)に転じ、
”Un mondo...”の部分がとてもロマンティックなコードになっています。
そんな曲調で、聴いている方は無意識に
「闇から光へ」という感覚を得るのかもしれません。
不安や不信で前に進めなかった人も、最後には
平安と幸福感を感じて心から笑うことができる…、
独りで頑張ってきた人も、
誰かを信じ、側で身をゆだねることができるようになる…。
そんな感覚があって、
「深いハッピーエンド」をイメージできる曲でした。