概要欄で、2018年のりんご祭に出演していたのを知って目玉が飛び出そうになった。今じゃ絶対考えられない話だ……。

一途だったか逆夢だったか失念してしまったが、MVのコメントに「PrayerXもだけど、常田さんは作品のイメージを曲に落とし込むのが天才的に上手い」みたいなものがあったので、気になって検索してみた。
ひたすらに暗く不気味さの漂う曲とMVなのだが、中毒性がかなり高く、昨日からずっとリピートしている。

口が大きく、耳のない信者、ピアニストを脅して曲を書かせ、金をせしめるマフィア(?)、自分自身を見失っているピアニスト……現代のアーティストと周囲の環境とも取れるアニメーションに、「もしかしたら、自分もこうなっているのではないか?」と思う人も多いだろう。
ピアニストに救いがあるともないとも取れるラストに、何を思う。

ちなみに、タイアップ元であるバナナフィッシュはアニメも原作も見ていない。いつか見たいと思っているが、名作だけどもう一度読みたいと思えないくらいにつらい話だというので、踏ん切りがつかない。試しにアニメ版のダイジェストを見たが、あれだけでも結構しんどい。
宝石の国は完走できたから、なんとかいけるのではと思うが……。


 

 


 

 



ちなみに、MVはないがこのアルバムに収録されているsorrowsという曲もバナナフィッシュのために書かれたものらしい。こちらも中毒性が高いので、ぜひ聞いてほしい。
両方聞いていて、「一途と逆夢」、「sorrowsとPrayerX」は雰囲気が似ている気がするのは私だけだろうか。いや、悪い意味ではなく。