山は青く、水は清い。

松本駅からリゾートビューふるさとに乗って、南小谷駅まで車窓からの景色を眺めてきた。
台風が去る間際だったので晴れたり曇ったりという状態だったが、雨に降られることはなかったのは幸いか。途中穂高駅での散策時間があったり、もんぺの会の方による民話の朗読を聞いたりと、2時間半で充実した非日常を味わえた。

県内で手軽に電車の旅を楽しむには最適な列車だが、南小谷駅周辺には休憩施設がないと言っても過言ではないので、注意が必要。せめて北小谷駅まで運行してくれれば道の駅でのんびりすることもできるのだが、架線が切り替わる関係で南小谷駅までしか走らないらしい。特急あずさも乗り入れするから、南小谷駅で30分程度時間を潰してあずさで戻るという手もなくはない。私は特急料金をケチって近くの土産屋で買ったアイスをかじりつつ散歩して1時間ほど時間を潰し、同じ電車で松本駅まで戻った。

JR東日本はこのような観光列車を数多く走らせており、長野県内は大糸線と篠ノ井線のリゾートビューふるさと、信越本線のおいこっと、小海線のハイレール1375が走っている(食事もできる事で有名な「ろくもん」はしなの鉄道の列車)。

なおリゾートビューふるさとの車両は、特別列車「リゾートビュー諏訪湖」として諏訪エリアを運行していることもあるので、たまに公式サイトを覗きに行ってみるといいかもしれない。

 

今回泊まったお宿

よそのビジホに比べると部屋が広めに取られており、のんびりするのに適している