朝八時の伊那谷は晴れていた。しかし権兵衛トンネルを越え、開田高原を越えたら大雪だったと言っても信じてもらえるかわからないが、写真の通り県境周辺の国道361号は大雪だった。スタッドレスタイヤを脱がないでいてよかった。

そんなわけで、1ヶ月ぶりの三連休。世間はコロナウイルスで自粛ムードが漂ってる中、今なら人がいないかもしれないという希望と、単純に旅に出たいという欲望に従って高山市へ。
今日はあいにくの雨だったので、飛騨高山美術館でアール・デコのガラス彫刻と家具に触れ、飛騨物産館でさるぼぼを作ってきた。


人が少ないかもしれないという希望はあっさり打ち砕かれた。美術館はともかく、中心街と物産館はそれなりに人が多く、旅館も私が予約した時は残室2だったのだ。宿泊客も乳幼児のいる一家や、妊婦もいた……私が同じ立場だったらコロナウイルスが流行ってようがいまいが控えると思うが、世間はそうでもないらしい。
しかし、気にしてないのならトイレットペーパーやティッシュの買い占めもしないでもらいたいところだが。

翌日は高山市中心街を観光。

この写真は午前九時に撮影したのだが、この一時間後には人がごった返しててゆっくりしている暇がなかった。


古い町並みや高山陣屋を見学し、団子や飛騨牛の握りを食べたり、雛祭り期間中なのでスタンプラリーに参加したりと、かなり高山を満喫したと思う。
個人的にはとても好きな所だが、食べ物も美味しいので調子に乗ってだいぶ食べたので余計太ってしまうと戦々恐々としている。

帰りは国道158号を使い松本経由で帰宅したが、ダム沿いの道を走らされるのは国道361号と変わらないが、こっちはこっちで道幅の狭いトンネルを何本もくぐらされるし、道のうねりも激しいので運転のしづらさは変わらなかった。
今後どちらを使って高山に行きたいかと聞かれたら、僅差で361号を使うルートを取る。158号は道の線形の悪さに加え、春から秋は上高地に向かうドライバーのせいで渋滞になり、余計にメンタルが削られるからだ。
運転が得意でない人には、時間は相当かかるが中央道で中津川まで出て、そこから高山へ北上したほうが安全そうな気がする。

GWもどこかへ行ってみたいが、やはりどこも混んでいそうな予感しかしないので考え中。
また岐阜へ行くなら下呂温泉に行ってみたいが、あそこもアクセスしづらい(というか高速が通ってないせいで遠く感じる)ところなのがなんとも。長野は愛知と山梨以外の隣県につながる道路の状態があまり良くないのをどうにかしてほしい。

 

今回宿泊したお宿。レトロ感が漂う素敵なお宿。ご飯がボリューミー+冬はこたつが設置されており、お一人様にもやさしいお宿です。

 

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