先月は、絵描きとして
変化のある一か月だった。


今までは、
「こう描きたい」
「こんな風に描きたい」
という思いが強かった…


いやむしろ、
それしか無かったかもしれないけど


そんな自分のちっぽけな欲でさえ
吹き飛ばすような描き方ができた。


あなたの美しいエネルギーを
ただ、キャンバスに写しとるだけ


そんな感覚になれたのだ。


というのもね。


最近デッサン教室に通っているのですが、
他の生徒さん達が上手すぎて
かな〜り、凹んでいたのだ悲しい


でも、先ほどの
境地に辿り着けて嬉しかった。


絵を描いていると凹む時もあるけど、
それを上回る喜びがある。


その両方が豊かな瞬間で、


それらを経て大切なことに気づいた時、
私が『わたし』に戻れるのだ。




麻生夕貴