誰かと長い時間を過ごし、
それが終わった時に感じる淋しさは、
満腹からの空腹にも似ている。

自分の中がその人たちに満たされ、とても心地良く、愛おしい。
それが無くなったとき、
再びそれを求め、
届かないからこそ、
更にお腹(心)は空く。

改善策は簡単。

絵に描かれた過去のステーキを求めず、
次の食材へ箸を向けるべきだ。

そうして人は淋しさではなく、
過去の美味を感じながら、
次の食事への活力が生まれる。

あの日味わったステーキの味は、
確かに頭に刻まれている。

だから、
また出逢えたとき、
その味はただの美味ではなく、
懐かしさや愛しさといったスパイスがプラスされ、
更なる感動へと昇華される。

嘆き淋しがる暇があるなら、
笑って前を向き、
足を運ぶんだ。

お腹が空いたままだと、
人は死んでしまうよ。


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先日、
劇団「モチの木」朝倉市民平和祭 舞台演劇『晴れのち、ゆめ』
無事終演致しました。

ご来場頂いた皆様、
本当にありがとうございました。

皆で愛したこのモチの木、もちっ子。

実は今年で解散だったんです。

昨年から参加させて頂いて、
子供たちとも昨年の合宿くらいから仲良くなってきて、
「少しは距離も縮まったかな・・・」
と感じてきた今年、稽古への参加は本当に楽しいのに、
一歩一歩、確実にお別れのその日に近づく感覚は、
何とも言えない日々でした。

今年の僕は、昨年同様、演出補佐の立ち位置も頂き、
キャストとしても、メインを張らせて頂いた。
昨年とは違って、子供たちとガッツリ絡む。
ぶつかる。
掛け合う。
心がまっすぐ向かってくる。
だから真っ直ぐ返す。

戦争の悲しいお話、
でも、子供たちの笑顔の話。

僕の最後のシーン、
子供たちとの永遠の別れ。

このシーンが終われば、
僕はもう絡むことはない。
この子たちの演じる、この子達とは、
もう会えない。
会いたくても、会えない。

そう思うだけで、自然と言葉は溢れるのに、
それを口にするまで、これまでの稽古よりも時間がかかった。

そしてフッと出た言葉、
『嫌だ・・・』
台本にはない。
でも、あの場面、役でも小林本人でも、共通した感情、
それが口からこぼれた本心だった。

涙は止まらないまま、
大ラスのシーン。

子供たちが、一生懸命、
大人にエールを贈る。

笑顔で、涙で、
小さな体で、大きな声で、
心の奥から言葉を投げかける。

袖にいる僕ら大人役者は、
涙をぬぐう事を諦めた。
止めようがないから。

子供たちは笑顔でいるのに、
大人たちは泣きじゃくっていた。
泣き虫な大人役者ばかりで、ごめんね、皆。

お客様の温かい拍手と、
会場を包む優しい空気で、
全ての幕は下りた。


その後の打ち上げ、
皆からシバちゃんへのサプライズ。
モチの木の世界を彩る音をくれた、
大切な人の幸せを願う、皆からのサプライズ。

モチっ子から皆へのサプライズ。
一人ひとりにあてた寄せ書き。
皆の「大好き」は、涙をまた溢れさせる。

皆からバッチョさんへのサプライズ。
4年間、このモチの木を支え続け、
悩み苦しみ、そして子供たちと一緒に楽しんできた、
間違いなく、この劇団の柱。
笑って怒って困って泣いて、モチっ子皆に支えられた、皆の柱。

そして、
僕ら客演陣から、劇団モチの木へのサプライズ。
これまで出演させて頂いた客演陣から、
皆一人ひとりへの寄せ書き。
昨年の客演陣や一昨年の客演陣の皆、
この提案を持ちかけたとき、
皆ほんとに快く引き受けてくれた。
なかなか会えない人、
今は熊本にいる人、
今は東京にいる人、
皆の気持ちを集めていくうちに、
この団体がいかに愛されているか、
痛いほどに感じた。

「ゆうさん泣いと~や~んww」
その言葉すらも、
「もうなかなか聞くこともなくなるのかな・・・」
と思ってしまい、さらに涙がこぼれた。

ただ、一つ言っておきたい。
『哀しい』わけじゃない。
淋しさはある。
でも、楽しかったし、うれしいし、
この子たちとの時間を「哀しい」ものにしたくない。

流れた涙は、すべて、温かい涙だった。

それはきっと、あそこにいたメンバー全員そうだと思う。

会長も最後の言葉で仰ってた。
「終わり」じゃない。
『区切り』だ。

距離はあっても、
同じ福岡。

また、会える。
会いたいから、
会える。

だから、皆、
またね。

仲良くしてくれたこと
沢山イジメてくれたこと
全力でふざけあったこと
一緒に食べたご飯の味
昨年の合宿でのプチ肝試し
がっつり求めた演出
「甘木じゃ捕まります」とイジラれたサングラス
「チャラい」と罵られた稽古後
抑えられない感情に涙した稽古
打ち上げで泣き顔を笑い合った時間



書ききれるわけないやん。。。

これから、
ここに更に思い出を増やしていこう。

そのために、
また会う日まで、元気でいよう。
笑っていよう。

本当にありがとう。

こんなに好きにならせてくれて、
ありがとう。

皆、みんな、一人残らず、
大好きだぞ!!!!!!!



ありがとう!!
大好きだぞっ!!!!!!
来ちゃいましたなぁ・・・
ついに明日からの小屋入りで、
「劇団モチの木」とのお芝居も終幕へ向かう。

思えば関わらせていただいたのは、
昨年の頭から。

どこの馬の骨とも分からん男を、
子供たちは笑顔で出迎えてくれて、
初年の合宿では皆、仲良くしてくれた。

子供らしい無邪気な笑顔をしてるかと思えば、
とっても気遣い上手だったり、大人顔負けの気配りさんだったり、
僕ら客演陣は、本当に気持ちよく稽古をさせてもらえている。

だからこそ、
この子たちの笑顔を、
この子たちの舞台を、
この子たちの本気を、
成功させてあげたい。

きっと僕は打ち上げで我慢できなくなる。

カラオケで「マタアイマショウ/SEAMO」を歌ってるだけで、
脳内変換して涙が出そうになるのだから、
もうこりゃダメだね。。。

でも悲しいとかじゃない。
淋しいのはある。
でも楽しい

後悔しない。
やれることを全力で、
子供たちに力を貰いながら、、、

HEYHEY,
書きながら泣きそうなのはどうゆう事でぃ。。。

くっそ~~・・・

皆ぁぁぁぁぁ!!!
大好きだあああああああ!
俺、やるぞ~~!!!!!!!!!!!!!!

朝倉市民平和際
舞台演劇『晴れのち、ゆめ』
8月4日(日)
13:00開場/13:30開演
会場:ピーポート甘木 中ホール


是非お越しください!!