『お願いします、観に来て下さい』


この世界に携わって、
約10年、、、
もうそんなになるのか……。

色々あったけど、
あっという間だったなぁ……。

沢山の出逢いに支えられて、
人に助けられてここまで来ました。

昔、姓名判断してもらったら、
『人望に恵まれる人生』
らしぃです。
特に今年は、
下半期からの出逢いが『重要』らしぃのです。

そんな下半期、
最初に客演させて頂く、
劇団モチの木『晴れのち、ゆめ』
8月4日(日)
13時30分開演

福岡県は甘木のピーポート甘木を会場に毎年行われる、
朝倉市民平和祭!

大刀洗町で実際に起きた、
戦争の一こまを今に残す、
貴重な舞台演劇。

僕は去年から、役者+演出補佐で参加させて頂いているが、
劇団モチの木は、地元の小学生~高校生の子供たち『もちっ子』を中心に作られたチーム。

最初は正直、
『子供たちと楽しくやれたら良いかな』
くらいの気持ちだった気がする。

今もその気持ちはゼロではない。

でも、僕は一つ、大きな勘違いをしていた。

それは……

この子たちは、紛れもない、
『役者』なのだ。

それも、僕らが到達しえない『心』を持った役者なのだ。

よく、
『舞台では子供と動物には勝てない』
と言われる。
それは、
『演じる大人』に、対して
『無垢にそこにいる子供・動物』
とゆう構図だと、
どうやっても、子供・動物が目を引くからなのだが、、、

そんな理屈だけでは語れない、
この子たちは、しっかり持っている。

『なにが』ではない。

『持っている』

少し慣れてきた役者たちは、
往々にして、100点ではなく、
コンスタントな80~90点の芝居をしてしまう。
僕らの年代がまさにそうではなかろうか。

しかし、
いわゆる『天才肌』と言われる人たちや、独特の『味』を待った方たちは違う。

100点ではなく、
50点か、
150点の、
いずれかを叩き出す。

どちらが良いとも、
どちらが悪いとも言えないが、
役者である以上、
スキルやテクニックだけでは図れない、
『持っている』が、
必要なのだ。

長くなったけど、
このもちっ子、皆、
持っている。

ともに舞台に上がり、
また指導をしていて、
ビシビシ来る。
胸にじゃない、
胸や脳や、そのもっと奥の方に、
グイグイビシビシ響いてくる。

この舞台の演出家は言う、
『悲しい戦争の話を見せたいんじゃない、子供たちの笑顔を観に来て欲しい』
まさにそうだ。

子供たちの笑顔こそ、
観せたい、観たいものなんだ…

ここで冒頭に戻ろう。

皆様、お願いします、観に来て下さい。

こんなこと言うの、
たぶん初めてです。

僕はこの子たちが大好きです。
本当に大好きです。
泣いて笑って、
ふざけてケンカして、
真面目に不真面目に輝くこの子たちが、
大好きなんです。

この子たちの笑顔、
皆さんの胸や脳や、そのもっと奥に、
きっと届くはずです。

だってこの子たちは、持ってますから。

8月4日(日)
ピーポート甘木
13時30分開演
『晴れのち、ゆめ』
脚本:劇団モチの木
演出:石橋半零
【!無料!】

僕もメイン役者+演出補佐です。

電車代以外は何もかかりません。
お願いします。

この子たちの笑顔、
観て下さい。






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