水の樹です

いつも私事である
母と娘のサバイバー日記をお読み頂き
ありがとうございます。

衝撃的な投稿タイトルではありますが
心の底から熱望しました

娘は癌と判明してから
まだ3週間にもなりません
病名の確定はまだですが
候補としては


ユーイング肉腫
CIC肉腫
上記どちらでもない未分類


どうやらこのどれかです
よって、これら前提で
1回目抗がん剤投与が始まりました
しかも、進行が早すぎて
だいぶ前倒しで進められています

私たち家族は
毎日毎日この現実と向き合っています
そんな中、1回目の抗がん剤が終わり
効き目の程はいかに?
一番肝心なところです

なぜなら、肺に転移した腫瘍の影響で
血栓ができているのです
それにより血中酸素が下がり
こちらが致命傷となる場合もあるのです

抗がん剤投与後の
画像検査の結果は…

なんと
投与前より増大していたのです

私と娘は、この事実を医師から
聞かされ時が止まりました
今まで1度も涙を見せない娘の前で
泣くわけにはいきません
ひとまず現実を受け取り平然を
装うことで精一杯でした

抗がん剤治療を受けて、かつ2週間で
これだけ進行するとは…


では1ヶ月後はどうなるのでしょうか?


自問自答しつつ崩壊寸前
死刑宣告と同じではないか
罪も犯していないのに

私は病院を後にして
運転しながら心の底から


明日世界が終わればいい


と何度も何度も思いました
心臓がえぐられる思いは、既に何度も
味わってきました
更なる試練の波は
止まることを知らない


とっくに限界は超えている


神様、本当にこんなことが
私たち家族に必要なことなのですか?

帰り道、暗く雨も降っており
涙で全く前が見えない中
なんとか自宅につきました

娘を励ますことも
気のきいた言葉の一つも
かけてあげられないダメな母親です


毎晩祈るオキシトシン療法も
全く効果なし


これまでの平穏無事な日常が
とても懐かしく愛おしい


刻一刻と近づいている
娘との別れを予感させる出来事でした

この事実をつきつけられて1時間後
娘は夕食となりました
ちょうど、私が1人運転しながら
ギャンギャンに泣いていた頃です

家族のグループラインには
娘が入院以来、初めて半分以上は食事を
した様子の画像が送られていました


このことでどれほど
救われたか…


あの現実を突きつけられ
それでも娘は諦めてもいない
彼女なりに1日を生きている


私のギャン泣きが
やっとおさまりました


娘よごめん
もっとしっかりせんと
いかんね


こんな最強の娘です
克服してくれるに違いない


悪いこと考えると
悪い未來が引き寄せられてしまう
なんとか阻止しなければ
良い現実をどうすれば
よりリアルにイメージできるのか


治ってほしいと思っているつもりでも
私の潜在意識は
癌=治らない
そう刻まれているのだろう

実母、義母、叔母、祖父
彼らは、癌を患い克服できなかった


それでもメソメソしている
場合ではない
娘の命がかかっているのだ

今日も娘は生きている🍀