足元を褒められた浴衣コーデ | 遊蝶花(ゆうちょうか)

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普段着きものつれづれと
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「足元がセクシーですね」

とは某着物屋さんの店長(男性)の言。

そーゆー表現をされるとは思ってもいなかったので(笑)

担当の店員さん(女性)と二人で「ん?」と一瞬フリーズしましたw

レース足袋よりもレーシーな透け感があるのは、「レース足袋」ではなく「ショートストッキング」もしくは「シースルーソックス」の二本指タイプだから。チュチュアンナで見つけました。

ここ数年で定番化した、足首丈の夏のアイテムですね。

二本指タイプが出ているのはもとより、浴衣の季節に素足で下駄を履くと鼻緒ずれしてヤだ…という女子の皆さん向け商品であろうと推察します。

着物屋さんでもかわいいレース足袋をあれこれ提案していますが、靴下屋さんで探してみると意外にお手頃価格で良い商品との出会いがあったりします。

 

さてこの日は珍しい色合いの浴衣です。
反物の1/3が深緑、2/3が生成り色、という染め分けが面白い。
深緑色の葉っぱも印象的。
衿に生成り色を持ってくるか、深緑色を持ってくるかで仕上がりも大きく変わる反物でした。深緑を衿に持ってきた方が肌の色ともよく合ったので、衿元が深緑です。
セール価格なのにまさかの仕立て付き、ワンピースを買えるお値段で仕立てられる…!?というびっくりお値段に飛びついて、つい仕立ててしまった一枚です。
普通は反物のお値段と仕立て代は別々なのですが、全国展開のお店だと仕立て代込みの格安設定も通常運転になってきました。ちなみに、自分のサイズでおはしょりまで縫ってある、いわゆる二部式浴衣のワンピースタイプ…という謎の仕立てがついていました。子どもの浴衣のように紐がついていて、それを結べば完成★着付け不要!
という代物らしいです。
サンプル品を見せてもらいましたが、ガウンのように着るだけであとは帯を結ぶだけ!というところはとても面白いと思いました。面白いですが、ちゃんと着ているわけではないので「裾つぼまり」に着あげることはできません。裾がスカートのように広がりがちになるのが難点ですが、おうち着物とか、外国人向けとか、イベント用には良いかもしれません。
そんな面白仕立てはもちろん外してもらいましたので、タグの価格からさらに割引されましたー♪
結果、マイサイズに仕立てたのに、仕立て上がりのちょっと良い生地の浴衣よりお安く買えました。
 
帯は半幅帯×大人の兵児帯の2枚使いです。
正面は帯揚げだと思っていたのに、後ろ姿は兵児帯…だと!?な反応が楽しいです。知り合いだと「触っていい?」等々の予告なしにとりあえず兵児帯をめくってみる、という反応が面白く。
みんなとりあえずめくってみるんですよw
 
「…帯締め、どーなってるんですか…??」としげしげと観察されたり。
ねじってぐるぐる巻いただけですよと説明したのですが、もともとバラの形になって販売されていたわけではなく、結んだあとに自分でこのカタチにしている、という点で「こんなにきれいなカタチに自分で結べるなんて納得がいかない」という雰囲気でした(笑)
何事も慣れですって。
 
シースルーな足袋型靴下、探してみるといろんな色柄で出ていますので探してみてください。浴衣や夏着物との着崩しコーデがより楽しくなります。