今日は、たくさんの春を見つけました。

河津桜と菜の花が見事でした。

今日行った場所のは、とある川沿いなのですが、何年か前は川沿いに咲く河津桜がとても見事だったのですが、

ある年に心無い人のいたずらで河津桜が何本も折られてしまったようです。

折られてしまった木はテープでマーキングされて保護されているようですが、以降は花をつけることなく、枝のままで数年経っています。

また、夏にはあじさいが咲くのですが、昨年にこれまた心無い人が数十箇所ものあじさいを引っこ抜いたとかで、

悲しい立て札が立っていました。

みんなが気持ちよく自然散策できる場所になるといいですね。




満開までもう少しかな?





野鳥も何羽か飛んできます。

メジロみたいな鳥がたくさんいたのですが、写真に写っているのはもう少し大きいので、別の鳥ですね、たぶん。

なんだろう。





オオイヌノフグリ(たぶん)もたくさん。

近くにはたんぽぽも咲いていました。




近くには、傷ついた野鳥を保護する施設が。

ちょうどもぐもぐタイムだったようで、施設の職員さんが忙しなく動いていました。

野外で、職員さんが大きな包丁でカコーンカコーンと、鳥たちの餌を切っていました。

遠目には肉を切っているように見えたので、何の肉を与えるのか聞いてみると、



職員「にわとりの頭でーす!」



と、冷凍されたにわとりの頭部を片手ににこやかな返事をいただきました。



私「に、にわとりの頭ですか!?」



突然にわとりの頭を見せられたので、やや面食らってしましましたw

骨ごと切っていたので、カコーンカコーンと硬い音がしていたのですね。

そこで疑問が次々と。



「骨ごと食べるんですか?」


「骨ごとですねー。頭のままだと大きすぎるので、少し小さくしてあげてるんですー。

いらない部分は、猫が毛を吐き出すみたいに、鳥たちも自分で吐き出すんですよー」


「鳥なのに、鶏肉たべるんですねw」


「本当はネズミがいいんですけどね!ネズミだと高くて。一方、にわとりの頭は、人間が食べない部分なので安く手に入るんです」



ほう。

お金かかりすぎると経営大変ですもんね・・・。

他にも、餌の頻度はだいたい1日1回だけど、小さい鳥や幼鳥は1日2回あげたり、夜行性の鳥には夜に餌やりをしたりと、ご飯についてたくさん教えてくれました。


と、職員さん、にわとりのくちばし部分をゴミ箱にぽいぽい。



「さすがにくちばしは食べないんですね」

「あんまり美味しくないみたいなんで、捨てちゃいます



だよね。





で、小さくなったにわとりの頭。

勢いよく食べていました。




ここにいる鳥たちは、みんな片羽を怪我してしまったそう。
手術をした子が多く、羽を亡くしたらもう二度と空は飛べないとのことでした。