こんにちは、345です。

 

数日前ですが、IBMについてのこんな記事が。

 

IBM、「Watson Health」事業の売却を検討か

IBMが「Watson Health」事業部門の売却を検討しているという。複数のメディアが報じている。最高経営責任者(CEO)のArvind Krishna氏は、人工知能(AI)やクラウドなど、利益率の高い事業にフォーカスする計画を打ち出しており、その一環として、Watson Health事業の売却が検討されているようだ。
 
~中略~
 
Watsonは最も注目度の高いIBMの取り組みの1つであり、医療分野での成長に大きな期待が寄せられていたが、The Wall Street Journal(WSJ)によると、「医師が人工知能の採用を躊躇したことも理由の1つ」となり、期待通りの結果とならなかった。2018年には、Watson Health部門の一部の従業員が解雇されたと報じられた

 

 

あの『Watson』(の一部)を売却しちゃうの?というのが、このニュースを読んだ時の私の第一印象。

 

 

 

一時はバフェットさんが相当入れ込んで、日本のバフェット信者の方々からも注目された銘柄なのに。

 

バフェットさんが買った当時、クラウド事業、AI事業の領域で成長を見込んでいたはずなんですけど、

ずっと業績はパッとせず、数年後には彼にも見放されてしまいましたね。

 
 
AI事業においては、『Watson』が昔から有名で、Watsonが 米国のテレビ・クイズ番組「Jeopardy!(ジョパディ!)」 で人間のチャンピオンを破った、とか。『Watson』すごいな、と当時思っていました。
 
AI分野はリーダーポジションになっていたと思っていたんですが、気が付けばAIブームも去り、結局は市場の期待を上回るほどの成果は挙げられなかったんでしょうかね。

 

 

私個人としても、結局買わずじまいでしたね。

 

 

米国四季報をみても、売上高・営業利益、さらには株価も逓減傾向ということで、厳しい状況は続きそうです。

 

IBMをみてると、戦略の後手感小粒感が日本の電機大手と重なる感じがしているんですが、みんな頑張って欲しいですね。