こんにちは、345です。
四季報(2021年新春号)、2000番台で気になる銘柄を見ていきたいと思います。
ゴールが見えてきました。
とりあえず目に留まったのはこんな感じです。★のついたところを詳しくみていきましょう。
今回は総医研まで。
★2127 日本M&Aセンター 成長株、高利益率
★2193 クックパッド 元成長株
★2267 ヤクルト本社 安定株、オンリーワン
2337 いちご Jリーグ優待株、高利益率
2342 トランスジェニック 保有株
★2353 日本駐車場開発 高利益率、高配当
2362 夢真ホールディングス 成長株、高配当
2371 カカクコム 高利益率
★2385 総医研ホールディングス 優待株、成長株、好財務
以下は次回。
★2412 ベネフィット・ワン 保有株(25バガー)、高成長、高利益率
★2413 エムスリー 保有株、高成長、高利益率、ソニー関連
★2475 WDBホールディングス 高成長、好財務
★2491 バリューコマース 高成長、高利益率、高ROE
★2815 アリアケジャパン 安定株、高利益率、好財務、ニッチトップ
★2980 SREホールディングス 保有株、高成長、ソニー関連
では早速。
★2127 日本M&Aセンター 成長株、高利益率
中堅中小企業のM&A仲介の最大手。
売上高は16.3 14,778百万 ⇒ 21.3予 34,500百万
営業利益は16.3 7,003百万 ⇒ 21.3予 16,000百万
営業利益率は50%レベルと驚異的。
自己資本比率は81.2%、有利子負債も10億円ほどと全く問題なし。
この高い自己資本比率にも関わらずROEは32.6%。
当然これだけ業績がよければ人気もあって、PERは94倍ほど。
このPERを正当化できるほど今後も成長できるかどうか。
個人的には手がでない。
★2193 クックパッド 元成長株
料理レシピサイト最大手。6年ほど前までは大注目銘柄。
売上高は5年前の7割弱。営業利益は100分の1(16.12 5,012百万⇒20.12予 30百万)。
営業利益が減っているのは、2017年から10年間は投資フェーズとのことで・・・、はい。
自己資本比率は88.2%と高く、営業キャッシュフローもしっかりと出ており、好財務と言える。
株価は過去の最高値2880円@2015.8.1からほぼ10分の1となる310円@2021.1.29。
内紛もあったりして成長が止まり、市場からの期待が剥落するとこうなるという例。
高成長期待の銘柄はこういうことがあるから要注意という意味で挙げてみました。
★2267 ヤクルト本社 安定株、オンリーワン
乳酸生菌飲料主力。海外45%。
売上高、営業利益ともほぼ横ばい、営業利益率は11%ほどとなかなか。
一方で、純利益は右肩上がり。<16.3> 28.843百万 ⇒ <20.3> 39,735百万。
自己資本比率は61.5%と普通。
株価は2018年から下げトレンドで、17年の最高値9,640円から現在は5000円ちょっと。
一方でPERはまだ21倍程度であり、そこまで割安にはなっていない。
ただ、優待銘柄でもあり、今後はこれくらいのPERで推移するか。
国内飲料事業が横ばいはいいとして、医薬品事業のセグメントが下げ続けているのが気になるところ。
★2353 日本駐車場開発 高利益率、高配当
駐車場を運営。スキー場開発、テーマパークも手掛ける。
売上高は230億円レベルで横ばい、営業利益は10%を超えている。
配当利回りは3.74%と高いが、配当性向が82.7%と高いのが気になる。
駐車場ビジネス、スキー場ビジネスがこの先どうなるのか予測が難しい。
高配当ではあるが、PER22倍であれば買うのは難しいか。
★2385 総医研ホールディングス 優待株、成長株、好財務
化粧品と健康補助食品が収益の柱。
売上は4年で2倍。
21.6予の売上高は10,400百万円、営業利益は1,350百万円。
自己資本比率は78.4%、有利子負債ゼロ。
ここの扱っている化粧品や健康食品のブランド名は知らないが、地味に伸びているということなのか・・・。
化粧品、健康補助食品系の事業は個人的によく分からないので見送り。
まとめ
今回取り上げ中での注目はやはり日本M&Aセンターでしょうかね。とは言え、PER100倍近い数字だとなかなか買うまでには至りません。
過去の有名だった銘柄ということでクックパッドを取り上げました。類似サービスが出てきたりして案外あっさりと濠が埋まってしまいましたね。今は投資フェーズとのことで営業利益が出ていませんが、仮に将来3,000百万程度まで稼げれば、現在の株価でPERは17倍となります。
まあ今見えている事業環境ですと、あえて今ここを買うという気にはなりません。
あと、今回★はつけていませんでしたが、いちごは、昨年末、損益通算のために売ってしまったので、どこかで買戻ししておくつもりです。ここは業績云々よりもJリーグ優待銘柄として所有します。
スワローズファンであれば、優待(本来であればスワローズホームゲームの観戦券がもらえる)があるヤクルトを買ってもいいと思いました。