結婚式 inアメリカ | 意識低い系獣医inアメリカのブログ

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日本で数年動物病院勤務後、気づいたらアメリカで働いてました。
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→モチベは低めですが勉強意欲は増えてきています。09/13/2023

先日友人の結婚式に参加してきました。日本では何度か結婚式に出席したことがありますが、海外では初。ワクワク。

場所はニューヨーク州郊外の小さい町にあるりんご農園。山の上の小高い丘の上にあり、あたり一面緑一色、最高の景色でした。

日本とは全く違う結婚式だったのでここで違いを説明し行きたいと思います。

 

まずは日程。二泊三日でした。長い。一日ごと説明しようと思います。

 

1日目:金曜の夕方6時から丘の広場でBBQ。広場というかだだっ広い芝生(田舎の学校の校庭ぐらい広い)でビュッフェスタイルの食事。ビーガン用の食事もあったり自分で作るカクテルゾーンもあったりスモア(焼きマシュマロ)ができる場所があったり。さらには結婚する二人の思い出スライドショーが流れてたり、アメリカ特有の遊びゾーン(コーンバッグ投げとか)がありました。終了は夜10時。特に時間の拘束はなく、好きな時に来て好きな時にホテルに帰っていい感じでした。服装は少しカジュアル寄りのフォーマル。結婚する二人は動きやすそうだけどコージャスなドレスを着ていました。

 

2日目:午後3時半から式。丘の上(屋外)で心地よい風と日差しを浴びながら誓いの言葉。みんなで聖歌を歌うとかもなくカップルがお互い誓いの言葉(思い出を自分の言葉で語る)を交わしリングの交換。司会者?は居て司会進行してました。教会で行うのは神聖なクリスチャンか日本ぐらいなんですかね・・・

式の後は少し休憩を挟み披露宴。休憩中はりんご農園の建物の中に入り軽食とりんごから作られたお酒が出てきました。豪華。軽食もフレンチの前菜って感じのもので美味しかったです。

披露宴は再び外、と言っても屋根付きの場所に出席者100人以上が入れるところで木製の長机に木製の椅子。ダンスフロアもありDJもいる。日本と全く違う。海外ドラマのプロム会場 屋外Ver.って感じでした。食事は大皿がグループごとに出されみんなで取り分けて食べる感じ。全部美味しい。お酒も飲み放題。ウェイターに注文するのではなく、外に作られたバーカウンターに自分でいきお酒を注文するシステム。いちいちオシャレ。

日本の結婚式みたいにスケジュールパンパンでケーキ入刀やビデオレター・余興をやる感じではなく、披露宴の最初に両親家族が手紙を読んでそのあとは食事を楽しむって感じでした。1時間半ほどで食事が終わったらそれぞれいい景色の芝生で写真を撮ったり、カップルと写真を撮ったり。その後はカップルがファーストダンス(ダンスフロアで二人で踊る)を一曲披露して、二曲目からみんなフロアに行って踊るって感じでした。大体夜7時ごろからダンスが始まり、10時まで踊ってました。

女性陣はヒールを脱いで踊ったり、踊り疲れたらお酒片手に芝生で語ったり写真撮ったりと、みんなが楽しみたいだけ楽しむという自由かつ素晴らしい披露宴でした。

10時以降は室内に会場を移してアフターパーティーがあったのですが、体力を使い果たした僕はホテルに戻って爆睡しました笑。

 

3日目:朝9時半に朝食。会場はりんご農園の建物内。ベーグルやりんごのパイ、りんごのお酒、コーヒーなどシンプルながら全て美味しいものが出されました。11時ごろまで喋りながら会場を楽しんでいました。最後に美味しかったりんごのお酒を3本買いました。

 

ってな感じで結婚式二泊三日の旅が終了。三日間全て結婚する二人は真っ白なドレスを着ていました。靴は白のコンバースだったりでカジュアルな一面もありましたがどの衣装も綺麗でこの服ずっといられるなんてタフだなぁと感心でした。

 

ちなみに、アメリカの結婚式では日本のように引き出物とかご祝儀はありません。その代わりに結婚式を行う二人の「ほしい物リスト」がシェアされて、出席者が買ってあげたりって感じです。僕は海外旅行費に幾らか振り込みました。

 

今回の結婚式でかかった費用はホテル、交通費、会場以外での食事代やらなんやらで$300ほどかかりました(ご祝儀的なのは除く)。

親族の方はヨーロッパや南米から来ているので僕は超安く出席できたと思いますが、式にどれだけお金かかったか考えたら目が飛び出ると思います。

 

日本とは規模もシステムも何もかも違う結婚式に参加でき、いい経験ができました。