獣医学生の特権 | 意識低い系獣医inアメリカのブログ

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日本で数年動物病院勤務後、気づいたらアメリカで働いてました。
モチベ低めそれなりに楽しく生きれればいいや的なノリで生きてます。
雑談系ブログ。獣医の話は全然しません。
→モチベは低めですが勉強意欲は増えてきています。09/13/2023

学生時代にしかできないことはたくさんあります。
アルバイト・旅行・インターンシップ・頻繁な里帰り、、、

その中でも’獣医学生’にしかできないこともあります。
それは・・・『動物園実習』『牧場実習』。

どちらも職業体験のようなものですね。
ただ、しっかり現場の知識見解を知ることができるのでとても知識が深まるのと’獣医師とは何か’を感じることができます。
何よりも楽しい。

動物園実習では動物園動物に間近で見れたり世話ができたり、動物園の裏側(研究施設や動物保護施設)をみることができます。いい意味でも悪い意味でも現実が知れてとても興味深い経験になります。
提出書類が多かったり5年生以上だったりと結構手続きは多いですが、間違いなくそれ以上の価値はあります。
怠惰な大学生活をしていた僕には朝7時に前に起きるのは相当大変でしたが、10年ほど経った今でも楽しかった思い出が蘇ってきます。僕は詳しくないですが水族館の実習もあるはずです。

牧場実習も動物園実習同様です。
動物園実習のような面倒な手続きもないので比較的簡単にいけると思います。ただどの牧場にするかは中々決まらないです。違いもわからないし何を基準で選べばいいのかもわからない。そんな時は親が獣医の同級生に聞きましょう。獣医同士の繋がりは広いので牧場で働いている獣医さんを紹介してくれるでしょう。牧場・養豚場・養鶏場・はたまた馬や羊・・・
僕は乳牛の牧場に行ったのでバカかよってぐらい朝早かったですが、今となってはいい思い出です。牛の獣医になる気は全然ありませんでしたが自分の見解を広げることができました。牛も大好きになりました、おとなしい超大型犬って感じです。発情期は怖いですけど笑

せっかく獣医大学に入ったのですから自分の興味のないところへも実習に行っていい思い出を作ると共に自分の視野を広げてみるのはいかがでしょうか。

余談として、、、高校時代(もしくはもっと前でも)から動物病院に実習へ行くのもありだと思います。僕は推薦入試で大学が決まったので高校三年生の最後1ヶ月ほど近所の動物病院へ実習(見学)に行っていました。愛猫のかかりつけかつ同級生の動物病院だったため快く受け入れてくださいました。
もし知り合いの動物病院がない方は、自分の行く大学(もしくは第一志望の大学)出身の獣医さんがいる動物病院に電話してみるのが一番良さそうですね。