アルボムッレ・スマナサーラ長老

 

この方は、日本に来て大乗仏教は、非仏説 を言われているようですが、もう少し、原子経典を勉強してから、大乗仏教批判をするべきでしょう。 

「人は死んだらどうなるのか」「人間に来世はあるのか無いのか」…宗教が常に取り上げてきたテーマですが、この質問に対する答えは「わかり得ない」というのが誰にとっても真実だと思います。このテーマを論ずる人は誰も死んだことがないわけですからわからないのがあたりまえなのです。これから、このテーマでお話ししたいことはたくさんあるのですが、まず答えが「わかりません」であることを、頭に置いておいていただきたいのです

 

******************************
分りませんではないですね。しっかり、一番古いとされる原子経典を読まれてから発言しないと、出家者階級制度のような教義を日本で広めようとも、大乗仏教の素晴らしさを知っている人からは笑われますよ。

スッタニパータの第4章、第5章が原始仏典に於ける最古層韻文経典群であり、第四章第15経(935句~954句)が最も古層部分だそうです。(荒牧典俊博士・講談社刊原始仏典七410頁)

その第四章の第15経を見ると、
937句
「無限の過去以来[上は神々の存在から下は地獄の存在に至るまで、]あらゆる方位の世間的存在へと、つぎからつぎへとつき動かされて輪廻転生しているが、いかなるところにおいても世間的存在は根底的にうつろい実質がない、」

938句
「あらゆるひとびとは、あらゆる方位の世間的存在へと輪廻転生しつづけていくのである。いまもしも、その矢をさえ引き抜いてしまうならば、もはや輪廻転生することはあるまい」

 

古い経典とされる『真理のことば』・『感興のことば』があります。
『感興のことば』の第一章23句に
「生きとし生ける者どもは死ぬであろう。生命は終には死に至る。かれらは、つくった業の如何にしたがっておもむき(それぞれ)善と悪との報いを受けるであろう。」

第24句には
「悪い行いをした人々は地獄におもむき、善いことをした人々は善いところ(=天)に生まれるであろう。しかし他の人々はこの世で道を修して、汚れを去り、安らぎに入るであろう。」
(ワイド版岩波文庫・中村元博士訳「真理のことば・感興のことば」163頁)
等とあって、随所に後生・後報(輪廻)あることを記しています。

 

他にも古い経典には、後生の有ることが、示されている。瞑想しても 因縁果の法則は仏教の根幹です。

 

生老病死の苦の解決、輪廻からの解脱が仏教です。瞑想して阿羅漢の境地に達してから、日本で布教するべき。

 

 

仏陀在世時は女性の阿羅漢がおられた。在家の女性であっても、阿羅漢の位に達したものはおられる。 インドの階級制度、女性蔑視の教えは仏陀はされていない。  仏陀の教えがバラモン階級の出家僧によってかわってしまったのを、空の思想や法華経は寧ろ、仏陀の教えに戻したのでしょう。

 

命に合掌