かたうどよりも強敵が
人をばよくなしけるなり
日蓮聖人御遺文「種々御振舞御書」/
建治元年(一二七五年 聖寿五十四歳)


「敵こそ味方」
提婆達多は仏陀の従兄弟で弟子だが反逆。新教団を創出して新仏たらんとした。さらに仏陀を殺そうと謀り破門された。釈尊に敵対した教団の破壊者。極悪人の代表である。非道の仏敵提婆達多は、逆説的に釈尊に味方した。

 

私は婆や妻の影響で、身延山、池上本門寺、中山法華経寺、富士では北山本門寺をおまいりしていました。日蓮宗信者として私にかみついてくれたのは。創価学会2級教学試験を会員女子でした。 

 

上野殿ご返事という御書に 今末法に入りぬれば余経も法華経もせん(詮)なし、但南無妙法蓮華経なるべし。かう申し出だして候も、わたくしの計(はからい)にはあらず。釈迦・多宝・十方の諸仏・地涌千界の御計(おはからい)なり。といわれ、法華経なんて益がないくらいの事を言われ、この書は偽書ではと思っていたが、他の書等を沢山よむことで、日蓮聖人の思いがりかいできるようになりました。創価学会狂学さん、ありがとう。

 

天台大師や最澄さん時代の、像法時代の法華経は自身の修行によって、智慧を得る迹門中心の 悟る法華経でした。 ですから、煩悩が多い末法に生じて来た私たちは修行もできないし、仏様の智慧が備わっていない、要するに、成仏ができない。  宗祖日蓮聖人のおしえは久遠実成の釈迦如来を敬い恋慕するお題目により、自然と仏様の智慧が備わってくる、自然穣与の一念三千のおしえです。 

 

釈尊の因行果徳の二法は妙法蓮華経の五字に具足す我等此の五字を受持すれば自然に彼の因果の功徳を譲り与え給う」

 

妙法蓮華経という法華経のタイトルの五字には、お釈迦様の智慧が備わっている。

日本国というタイトルがあれば、東洋の島国、侍、忍者、富士山、原爆被爆国、天皇陛下、太平洋戦争敗戦国、大相撲、芸者、忍者。経済大国・・・・・皆備わっています。名は体を表す。

 

悟る法華経から、信を以て智慧に代わる法門、以信代慧が宗祖が教える、末法のお題目です。

 

今は、ネット時代ですから嘘であれ真実であれ調べれば独学できます。

 

サイの角のように、独り歩め、  スッタニパータ。 政党だろうと、宗教だろうと、上層部の先生が言われているからと、うのみにしないで、サイの角のように、独り歩め

 

 

命に合掌