仏教を取り入れる賛成派の曽我氏と反対派の物部氏との争いで、曽我氏が勝利し、仏教が取り入れられます。聖徳太子、自身も帝の子ですが、 まだ皇后(推古天皇)の子が、幼いので自分は摂政となって、皇室を支えます。  

 

権力を持つと、争いが起きる。権力を持たない代わり、権威を保つ。

 

 
第一条、和を以って貴しと爲し忤ふこと無きを宗と爲す……。

訳文「和を大切にし人といさかいをせぬようにせよ。人にはそれぞれつきあいというものがあるが、この世に理想的な人格者というのは少ないものだ。それゆえ、とかく君主や父に従わなかったり、身近の人々と仲たがいを起こしたりする。しかし、上司と下僚がにこやかに仲むつまじく論じ合えれば、おのずから事は筋道にかない、どんな事でも成就するであろう。」

第二条、篤く三寶を敬へ、三寶とは佛と法と僧となり……。


訳文「篤く仏教を信仰せよ。仏教はあらゆる生きものの最後に帰するところ、すべての国々の仰ぐ究極のよりどころである。どのような時代のどのような人々でも、この法をあがめないことがあろうか。心底からの悪人はまれであり、よく教え諭せば必ず従わせることができる。仏教に帰依しないで、どうしてよこしまな心を正すことができよう。」

 

特に聖徳太子は法華経から和を学びました。  基本仏教は我欲を捨てる教えです。

中国から取り入れた官位を与えても、親の官位が子供が引き継ぐことはなかったようです。本当の意味で適材適所です。

 

小欲知足、 

 

法華経には女人でも、卑しい身分のものでも、幼い子供でも成仏がかなうと示され、

仏の智慧が備わっています。 

 

ですから、神の国(稲,米の文化)   稲を造り、税金で権力者に巻き上げられては、いつまでたっても、民は豊かにならない。 仁徳天皇の民への優しい思いやりによって農民は田を広げてゆき、たまった土砂が崩れないように、周囲に堀を造り、農業用水とした。 多くの説があるが、豊穣をねがって、壺の形になったのではと、私は推測する。けして、権力者が民を奴隷のように働かせたのでない。

 

いづれにしても神仏習合の教えが日本国の和の文化です。

 

平氏が天下をとろうが、源氏が天下をとろうが、信長が天下をとろうが、秀吉が天下をとろうが、家康が天下ををとろうが、帝には、武力などの権力は無くても、権威があります。 帝は絶えず民に寄り添う。  応仁天王は八幡菩薩、本地は釈迦如来、

高天原に降誕されたと言われる、地神の天照大神も皆、本地は釈迦如来という解釈。

 

それが、世界の流れでしょうが、明治になり、大日本帝国憲法が制定され、神仏習合がこわされ、天皇陛下を元首となる、現人神の皇道思想が生まれます。

 

教育勅語みたいのが、産まれ、軍事を目ざすが、敗戦になります。

これを復活させたいと思っている私欲の塊の輩が現在の権力者でしょう。

 

キリスト教が特に天草地方に普及しましたが、一神教の神のゼウスは大日如来とするから、いくら布教しても、因縁果 の道理に反する外道宗教は、日本では定着することはない。

 

大根の種があり、光や肥料は温度などの縁を得て、大根ができる。 メロンを作るにはメロンの種が必要。 仏法は道理。

 

岸田は被害が大きい輪島市を大阪府の担当とするようだ、 どうしても、万博の利権は変えない。我欲丸出し。

 

私たちは能登の被害を目の当たりにした。 そこに当初原発をつくろうとした。穴水の裏側に作ったが地形が変わってしまっている。  

 

電力は水力だろうと、火力だろうと原子力であろうと、蒸気によって、タービンを回す仕組み。   清水建設や大成建設、など、大手建設はカジノなどにかかわらないで、全国の国土強靭化、 太平洋側で供給能力が破壊されても、北海道、北陸、新潟、秋田、九州、四国など、分散してカバーする体制。それが、地方創生につながる。  安全だというなら、東京湾や大阪湾に原発をつくれ  

 

命に合掌