現在の養介護施設は,おおむね介護4、そして介護5の方が多く。  介助者一人で3人の方の世話をするようですが、それを、ロボット化して、介助者を減らすというような、ことになるらしい。 鉄腕アトムのような、ロボットは未だに開発されていません。

一部の作業をこなすだけで、きめ細かいお世話は、人でなくては、難しい。 今は、コロナで病院にもゆけず、高齢者施設で亡くなり、看取りまでが、施設の善意で、やっと支えられているとおもわれる。 それも、破壊される日は遠くない。

 

海外からの低賃金の労働者の受け入れも、円安で限界にきている。  中国では高齢者が2億人になるといわれ、今でも、日本で働くより中国の方が稼げるという感じになっている。 日本人が中国で高齢者の介護をする人も出てくる可能性もある。

 

円安で利益が見込まれるトヨタグループでさえ、22年3月期は、豊田合成と愛知製鋼の営業利益と最終利益が減益だった。 

当然、社員や地域社会は益々、経済が悪くなる。  いずれにしても、今の円安は、日本で何もかも、アベノミクスと、新自由主後改革によって、日本国産の供給能力を壊してしまったつけが、今起きている。 マスクもまともに作れなかった。中国やインド、ロシアでさえ、ワクチンを作っているが、日本では作れない。 半導体も世界の8割近くも日本だったが、今は国産では作れなくなっている。 食料の大豆だろうと、小麦だろうと、そば粉だろうと、食用油だろうと、80%以上が輸入に頼っている。

そこへ、コロナで、労働者の確保が出来なく、輸送も停滞する、さらに、ロシアが戦争を始める。

 

太陽光発電だと、夜間には、出力が落ち、バッテリーの多くの蓄電をするには、限界がある。  石炭や、石油などの火力発電も化石燃料は環境のため、増産は難しい。  政府与党は、原発をさらに作り、権益のエサに食いつきたいと思う議員が多くいる。

原発は、運転するにも、停止するにも、多くの時間がかかり、しかも燃料のウランはロシア。 ドローンなどのテロなどの危険性や、汚染廃棄物の処理先もないのに、作り続ける事は、自然サイクルから外れる。

 

水力のダム建設だって、どこにでも作れるわけではない。  山間部が多い、海に囲まれた日本は、欧州各地のように海岸より、2キロぐらいの所に、数多くの風力発電が向いている。 電力が余っている時には、羽を回す数を調整すればできる。ドローンで風力が破壊されても、1万基ぐらい、並べれば、全て破壊するのは無理。 小水力発電や地熱でも、地域、地域に合った、電力の供給をやれば、後は地域で食料自給をすれば、日本は心配ない。 

 

 

 知床で観光船の事故があった。 国土交通省の罰則も強化されるとおもうが、知床は2月の流氷と5月からの奇岩のある岬への遊覧観光がメインとなる。

もちろん、知床5湖やラウス湖、国後島を望む大自然は壮大です。知床峠の夜空の星、 道路には北きつね、エゾシカがたくさん見れる。 亡くなられた方に、ご冥福を祈ります。  現代農業の技術で北の大地でも美味しいお米がとれる。 魚介類も農産物も豊富、こうした、土地に住む方も、新自由主義改革は、人々を貧困化させる。  事故があってからの、罰則強化よりも、生活ができるように、観光船には、屋根付き発信付きの避難用ゴムボートを買える費用の交付金くらい、国土交通省で考えて上がるのが、筋。

 

小さな工場であっても年々厳しくなる消防法規制によって、非常口の整備、消火装置、エレベータの人用と貨物用の点検整備。 電機設備の点検そして、報告、これらは、消防署に毎年提出しなければならない。 自分達で、修理はできても、消防署指定の業者でなければ、受け付けない。さらに、監視カメラなど、防犯対策も欠かせない。 これらの、費用は毎月の固定費になり、企業の収益をも圧迫するが、安全第一ですから、仕方がない。 とうぜん、安い価格では断るしかない。

 

ようするに、リーマン後東日本大震災もあったが、日本政府は日本の食料だけでなく、物づくりの供給体制を壊してきた。

たかだか、投資家が倒産しても、しっかり自国での供給能力があれば、回復は早い。  リーマンショックの始まりは、多くの方は言わないが、北京五輪後だった。 今は、必死に中国はコロナと戦っている。  日本人から見れば、無理だと思う人もいるが、中国の生産能力が落ちているから、先日アメリカの株式が大幅に下落した。 政府は出鱈目だったが、中国やアメリカ経済に支えられての、景気だった。 10年間の世界景気は好景気だったが、日本だけが、這いあがれなかった。

国会で嘘ばかりつく政府は、コロナも何事も無いように、ふるまう。 総理も東南アジア旅行、都知事も、海外旅行。

自腹で支払うわけではない、議員では、海外の物価が高いと思うような事は無いでしょう。

 

いずれにしても、日本国民は景気が悪いと思われているが、世界は10年の好景気時代から、しばらく、さようならでこれから、不景気時代に入る。  当然、そのしわ寄せは、供給能力が落ちている日本人が一番強く被る。

 

余裕のある方は、日本で出来るだけお金を使う。 価格が安くても遺伝子組み換え食料や肥料を使わない、地産地消を目指す社会の構築。 里山の未来に向けた再生、75歳になるが、今のところ、元気です。 限界集落で出来るだけ、出来る限り遊ぶつもり。爺,婆と言えども、食料は自分で皆調達をしている。 国の政策が思わしくないと、敵国を想定し、軍備増強を図る。それが戦争の歴史そのもの。 税金をさらに上げて人々を飴で操れば、自分たちは儲ける。 銃などの兵器の部品を作るより農機具の修理や、買い物の手伝いなどで、代わりに,婆が造ったお米や野菜を戴いた方が、村の人達のお役に立つ。

 

命に合掌