真間釈迦仏御供養逐状  

いつぞや大黒を供養して候しい其後より世間なげかずしておはするか、此度は大海のしほの満つるがごとく月の満ずるが如く福きたり命な
がく後生は霊山とおぼしめせ。

 

大聖人は大黒天を造立された信者さんに開眼供養をされました。 日蓮宗では荒行の三行以上行った僧が福の神の大黒天の開眼が許されているようです。 大黒天に題目を書いて、開眼する草木国土成仏です。  大黒天はインドでは怖い神様で中国では戦闘の神様、日本では農業の神様です。 五穀豊穣の神様で米と酒、五種類の豆などを使うようです。  日蓮宗では足下には米俵、 荒行の道場には鬼子母神様を祈祷本尊として修業を11月から2月10日までの百日間行います。

今はドクターストップで止めさせるようですが、私が知っているだけで2人若い坊さんが命を落としています。  

 

他には何と言っても、北極星そして北斗七星を神格化した妙見菩薩様を祈祷本尊にする寺もあります。 もちろん本尊は別に久遠実成釈迦如来です。 秀吉が水攻めをした小高い場所、 岡山県高松に日本三大稲荷の最上稲荷が日蓮宗ですが、ここも祈祷の時に最上位菩薩稲荷を祈祷本尊として使うようです。 印度ではダキニ天、日本では農業の天敵のネズミ封じ もちろん別に本尊はあります。 能勢にもあります。

 

葛飾北斎や近松門左衛門、特に 中山の千葉一族は妙見菩薩信仰が宗祖以前からあったようです。  北辰一刀流の千葉周作。

 

妙見菩薩像の裏には神道の天地創成神話の国土神の最初の神。 「日本書紀」によると,天地がわかれはじめたとき第一にあらわれたとされ,底立尊ともいう。 「古事記」では国之常立神 と同一だと伝えられています。 法華の坊さんは法華経に変えて日本国土の神様を開眼供養をされる。  旅人が砂漠や海の航海で道を間違えない様に方向を示す不動の星   妙見菩薩の背には羅針盤のような形が見られる。

 

大石寺信者では道に迷って後悔するかも、天部の守護神である 妙見菩薩様が迷わないように人生の道を教えてくれる。

 

 

 

創価大学の教学の教授の宮田幸一という先生が、完全に日蓮本仏を否定、仏像も認めているようです。  文献を調べれば、大石寺の教義はくずれている。 富士門流がよいのなら、現日蓮宗ですが重須の山号 富士山、 日興上人の聖墓があります。 日興上人が北山の本門寺を戒壇の地にしたかった。  日蓮宗は三派合同で総本山を身延山に置いています。  やはり宗祖がいずこで亡くなろうと墓を身延山にと遺言された場所が誰にも良いでしょうね。この先生の論文が出てきたころから、池田は沈黙をしているようだ。  いずれにしても嘘と捏造の書でもってかたるのは、無理がある。  大石寺の坊さんも日寛教なんか捨てて、 鎌倉時代に戻られた方が、良い。

 

命に合掌