「母が死んでしまい、この先いいことはないと思った。自殺しようと思った時に、先生やクリニックの人を殺そうと考えていた」と供述していることが29日、捜査関係者への取材で分かった
今回の在宅介護での訪問医師が猟銃で殺された事件は、多くの方がショックを受けた事でしょう。鈴木医師のご冥福をお祈りします。
義母の在宅介護で、訪問医師さん、看護士さんなど多くの方の善意のお陰で婆を看取る事ができ、こうした方々に対し、なぜこの方は、上記の様になってしまったのだろうか?
92歳の母の死に対して、まだ66歳なのに、家族構成なども含めてどのような,動機かはわからないが、自己中に陥り、やけくそに、なっての犯行だと思われる。
諦めるという言葉は仏教用語ですが、現代の多くの方は、自己の希望や夢をやめてしまうという意味で使われる人が多いが、本来は、すべてを明らかにするという意味です。
私たち人間の細胞の分子は、1千万兆個があり、絶えず、汗や尿として体外に排出され、遅くても2年では脳細胞を含めて全て新しい細胞に、替わって居るといわれます、自分の意思と関係なく、寝ていても自律神経は絶えず働き続けている。 五臓六腑を自分の意思で制御する事はできない。 統合失調症などにも影響があるようです。
食事をとり、分解する為、胃腸などは腸内のバクテリヤなどの細菌さんによって、さらに細かく分解されることにより、地球の栄養である分子を取り込むことが出来る。 ウイルスも胎児の為には必要な働きがあるのでしょう。 どのような美人でもお腹の中は糞だらけというのが、仏陀の教えです。
現代は世界や周囲での多くの情報が瞬時で伝わってくるから、それを自分の経験で整理し、実践する事は、難しくなっている。 学校でも 5人くらい何かを始めた事に関して、焦りがでて、皆やっているとか、とかく落ち着かない。
今回の事件も、母が子より先に死ぬのは、順番だと思えれば、悪い事ではない。 どのような素晴らしい母であっても、姿を現したものは、必ず変化、滅する。 死人を出ない家はいない。
30代40代、50代の女性が見ている方が多いようですが、団塊オヤジですから、少しだけ人生経験が豊富ということであって、若い方の吸収力にはむしろ目を見張っています。
お若い皆さま方にとっても、今まで本当に良くない事ばかりでしたか? 厳しく辛い中にも周囲の思いがけない人から、暖かい言葉はなかったですか? 楽しい事はなかったですか? だったら、大切な方を失っても、何があろうとも、後世は決して、全てが悪い事ばかりではない。
自己なんて心は、絶えず、瞬時、瞬時に変化します。 活動写真の一コマ一こまを回すように、変化し続けるが、肉体の細胞は全て入れかわっているのに、別人だとは思わない。 非連続の中にあっての連続性の世が、娑婆世界です。 本来因果同時、 因果一如、 生死一如、善悪一如、陰陽一如が真実。
諦めて下さい。
命に合掌
