人類の祖先がこの地球上に現れるのは、約500万年前とされています。また、日本人の祖先がこの日本列島に渡ってきた時代は、約4万年前、新生代第四紀更新世の氷河時代で、非常に寒い気候がつづいており、最も寒い時期には、地球上の3分の1が氷でおおわれていたようです。氷河期の終わりころは、海面が今より100~150mも下がっており、日本と大陸は地続きでした

 

海面が現在より140メートルくらい浅いとなると、当然日本海は湖という感じで大陸とは陸続きだった。 北米大陸もユーラシア大陸と北海道など氷で繋がっていたと思われます。 当然、恐竜の化石やナウマンゾウの化石があって、当然。  

 

静岡や神奈川、東京、千葉などにある旧石器時代の遺跡から、伊豆七島の神津島産の黒曜石が見つかっています。これは、少なくともこの地域には、島まで往復する航海術が存在していたことの、間違いない証拠です。驚くことに、その最古の痕跡はなんと3万8千年前で、日本列島へ最初の祖先たちが渡ったとほぼ同時に神津島の開拓が始まっているのです。

 

現在の科学技術では、年代と産地が分かるようです。 私たちの祖先は葦船で島から島へと海洋航海術があったということ。 旧石器時代から海洋を渡る航海術を持っていた。

 

 

沖縄と琉球王国

いま、中学校の歴史教科書を見ると、沖縄は琉球王国という、日本とは別な国であり、これを1609年に薩摩藩が侵攻して領土にしようとしたけれど、江戸幕府が琉球王国の独立性を認めた・・・みたいなことが書かれています。
おそらくこれを読んだ中学生は、「ああ、沖縄って、もともと日本ではなかったのだ」と思うに違いないように思います。

ところが教科書のこの記述、かなり政治的に偏向したものです。

そもそも沖縄について史書に登場するのは『隋書』の「巻81列伝第46東夷伝」が初出で、ここに「流求國」の記述があります。
つまり「琉球」は、実は「流求」と書かれていたわけです。

その「流求」の表記が、いまのような「琉球」になったのは、14世紀後半の明の時代のことで、琉球三山時代に沖縄に遭った3つの王朝(琉球國山北王、琉球國中山王、琉球國山南王)の冊封を、明が認めたときに、実は明への冊封国の証として「氵」が「王偏」に置き換えられて「琉球」となりました。

沖縄ではこの後、中山王が他の2つを滅ぼして琉球王国を成立させています。

ところが、明が琉球三王に冊封を与える少し前に書かれた日本の『日本扶桑国之図』には、沖縄のことが「龍乃國」と書かれています。
「龍乃國」とは何かというと、実は日本では古くから、海神の住む竜宮(りゅうぐう)のことを言います。

ここが注意どころです。
「琉球」とか「流求(りゅうきゅう)」といった記述は、あくまでチャイナが日本語の発音を、彼らの漢字に当て嵌めたものです。
チャイナは周辺国には、基本、ろくでもない字を当てるという習慣があります。
ということは、「流求(りゅうきゅう)」は、もともとは「竜宮」であったということです。

つまり沖縄のことを、日本では「竜宮(りゅうぐう)」と呼び、これをチャイナが「流求(りゅうぐう)」と書き、後にこれを「琉球」と表記したというのが、歴史に現れた表記の変遷です。

では「おきなわ(沖縄)」という表現はどこから来ているのかというと、この呼称の初出が淡海三船が記した鑑真の伝記の『唐大和上東征伝』(779年・宝亀10年)です。
この書の中で鑑真らが、島民に「ここは何処か」との問い、島民が「阿児奈波(あこなは)」と答えたという記述があります。
つまり鑑真らが到着した753年(天平勝宝5年)には島民たちが自分たちの住む島々のことを、この時点ですでに「おきなわ」と呼んでいたことがわかります。

その「おきなわ」の表記を「沖縄」にしたのは、江戸中期の新井白石で、1719年の『南島誌』の中で『平家物語』に登場する「おきなわ」のことを、漢字で「沖縄」と記しました。

「おきなわ」の語源には諸説ありますが、おそらくこれは「おおきな環(わ)」のことで、これは万年の昔、まだ海面がいまよりもずっと低かった時代に、琉球諸島から小笠原諸島、マリアナ諸島にかけて、大きな環状列島が形成されていたことから「おおきな環」とされたか、あるいは当時琉球列島の西側に「ひる湖」と呼ばれる大きな内海があり、その周囲をめぐる國であったことから「おおきな環」とされたのか。
いずれにしても、かなり古い時代からの呼称の名残と考えるのが、もっとも正しいことのように思います。

 

国境だの民族だのといったものが、まだ存在しなかった時代。
海洋民族である日本人は、海を島を渡りながら、いまのような国境なんてもものに縛られずに、もっとずっと自由に暮らしていたし、美しい海と真っ白な砂浜を持つ「おおきな環」の島、そこにある宮殿は、まさに竜宮城そのものであったのであろうことは、想像に決して難くないことです。

 

上記の事は知りませんでした。 伝説のムーの国みたいで、ロマンを感じます。 南無~

 

 

法華経の12番目のお経には海中の竜宮で文殊菩薩が龍神たちをずっと大昔から教化してきたとあり、女人成仏が説かれています。 

長い間には大地も変化する。 サハラ砂漠も大昔は緑の大地、中東の砂漠も昔は海の時代もあった。 だからプランクトンなどの死がいが石油になっている。

 

命に合掌