兄弟も少ない、少子化で子供に目が届きすぎて、甘えさせてしまったことが、子供の自立の成長を妨げてきたから、ちょっとしたことであっても、社会の厳しさや辛さに耐え兼ね、50歳になっても家に引きこもり、親は80歳の高齢になって、体力的にも弱り、自分の事さえも自由にならなくなり、経済的にも守ってあげられなくなり、悩む家庭が多いというのが、50-80問題です。
親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験することで、自立の第一歩が始まる。
結婚して伴侶とうまくゆかず嫌になったら、何時でも戻ってきなさいと言うような、親の子供に対する優しさからかもしれないが、むしろ子供の成長を阻害することの方が多い。 どうしても、自分の子供でも愛せない親もいる。 すべての人ではないが、多くは子供の時に十分親に甘えさせてもらった経験が少ない場合に多く見られるという。 貧乏は関係ない、むしろ貧乏でも、風邪をひいて寝込んでいる時、母親は疲れているのに、看病をしてくれた感謝の思いは生涯忘れない。
離婚によって、片親でも子供には不自由させまいと思う母親の思いは立派で有っても、辛い時には、子供に経済的にも大変辛いと話した方が良い。 母の愛情の下に育った子は、小さくてもきっと一番の親の理解者になってくれる。
親を捨てる、親が離婚し何年もあっていないのに、介護される年齢になって、知らされる。 あんな毒親なんて関係ないと、言う思いはわかるが、大事な事は、自分で親を捨てた事を後悔しないかをしっかり考えた上での行動をとるのが良い。 毒親の財産なんて、要らないのか?
一般的に資産を持っている人に人は近づく。 権力者自身の葬儀よりも、権力者の奥さんの葬儀の方が人は集まる事をたくさん見てきました。 毒親とののしっても、悪口は誰も受け取らない、すべて、自分自身が蒔いた種。 自分自身に返ってくる。
自分が介護される側になって、人は周囲の人のお陰で生きられてきたか、わかる時が来る。 毒親の親でも、子供には何もしてあげられなかったときっと、ベッドの中で悔やんでいるかもしれない。 許すという事は、そう簡単に出来る事ではないが、自分自身が持っている、恨みや妬みの心が浄化される。 恨みや嫉妬などで、心意識に傷がつき、光り輝いていない。 許す事で、自分自身の魂が輝いてくる。
辛い事や苦しい事にぶつかる事で、傷つき曇っていた魂が光り出す。
命に合掌
