今まで病原体の塊と思われていたウイルスが、実は人の胎児を守っていることが明らかにされ、人びとに衝撃を与えた。母親の免疫系にとっては父親の遺伝形質は異質な存在であり、普通であれば免疫反応によって胎児内の父親遺伝形質を拒絶しようとするはずである。ところが、拒絶反応の担い手である母親のリンパ球は、一枚の細胞膜によって胎児の血管に入るのを阻止されている。
一方でその細胞膜は、胎児の発育に必要な栄養分や酸素の通過は遮らないのだ。長らくこの細胞膜の構造は謎に包まれていたが、2000年にヒト内在性レトロウイルスにあるシンシチンというタンパク質の作業により作られていることが判明した。ウイルスのまったく新しい側面が明らかになった瞬間である。病気の原因とみなされていたウイルスが人間の存続に重要な役割を果たしていることが示されたのだ。
私たちはウイルスと聞くと頭から否定するが、人の体はお父さん、お母さんから引き継いだDNAのほかに、数えきれないほど多種類の多くの、善玉菌、悪玉菌などが同居して成り立っている。 食物を分解するのも、バクテリヤなどの菌による。 善玉菌だけを増やそうと、ヨーグルトなどをたくさん食べても、さほどは増えない。 増やすにはタンパク質などの食物が必要。 菌は食物を食べ分解する働きによって、増やす事が出来るそうです。
現在の科学を駆使しても、大腸菌一つも人には作り出す事が出来ない。 宇宙の大きな生命体の働きが、たった一つの細胞にもある。新しい細胞ばかりでは体重が増えて、私たちは存続できない。数万兆の細胞も毎日変化し、尿や汗や垢となって、体内から排出され、新しい細胞と入れ替わっている。
細胞は全て入れ替わっているのに、別人にはならない。 生物の細胞は非連続の中にもDNAのような連続性の力が働いているのでしょう。
現在の科学で多くの事が、解き明かされつつあるがまだまだ知らない事が多い。
お釈迦様は諸法無我を説いたが、変化しない主体となるような我は無いと身も心も絶えず、変化をしている。 変化をしない霊魂はない。
肉体は分子や原子が結合し周縁和合して存続している。 心も絶えず変化する。私たちの身体は一つの宇宙生命体の一つの細胞の様な役目を担っている。
コロナウイルス死者は、免疫力が強い東アジアでは少ない。 私は通常のインフルエンザと同じくらいに扱っても良いと個人的には思っている。 空気感染で人に感染するのか、雑巾についた菌があちこちの部屋に菌を運ぶのか、現在でもわからない。 マスクをしても感染する。
野外のBBQでクラスターも出たが、トング等を使いまわした事もあり得る。 飲食店の感染は5%といわれる。 菅総理を支える高橋洋一のようにウイルスはさざ波といって、批判されている人もいる。 菅総理は現在わかっている事の現実だけを、国民に知らせるべき。 ウイルスは通常のインフルエンザと対して変わらないのなら、そのことを国民に伝えるし、危ないのなら、PCR検査を大幅に拡大し、感染者を保護、隔離、それには財政がかかるが、2020年度に使いきれなかった30兆円以上の予算が使われなかった。 財務省が金を出さないのなら、総理は財務省と喧嘩してでも、必要な事は主張はすべき。
ちまちました政策は国民は望まない。
先月二十四日に欧州からのワクチンが日本向けに5000万回分輸出したとあるが、その時点で、田村厚生大臣も、河野ワクチン担当大臣も知らなかった。 国民の為に仕事をしっかりしなさい。 菅総理は慌てて、彼らでは役に立たぬと、子分の武田総務大臣に命令し、全国の市町村に協力を求めているが、五輪との関係で簡単には出来そうもない。
ワクチンを接種しても、ウイルスによる、発症はあるし、死亡は不明だが、ワクチンによる副反応と思われる死亡が出ている。 ワクチン開発がすすめば、ウイルスも対抗して、新たに変異して生き残ろうとする。 日本のコロナ死亡は圧倒的に欧米より少ないし、多くは80歳代がおおく、65歳以上の高齢者、そして、基礎疾患のある人。 大阪のように、重症になっても入院できない人が死亡する。
当面私たちが身を守るのは。暴飲、暴食をやめ、適度な運動と快眠、快食、快便で免疫力を高める事。 持続化給付金が配られていないところがたくさんあるのに、自粛を求める。 給付金の申請でインチキが発生したから、厳しく調べるのだろうが、そのような遅い対応では持たない企業が多く出る。 企業も個人事業主も、毎年確定申告している。 企業は従業員を守らなくてはならない、欧米みたいに前年度の
80%は簡単に保証できるはず、 赤字国債を発行して、円という数字を市民に振り込めば済むはず。 円建てで国債を発行するのだから、政府は破綻しない。 誰かの赤字は誰かの黒字。 儲ける人の裏側では損をする人がいる。
命に合掌
