平和の祭典の五輪が延期され今も開催まじかになっても、日本だけでなく、世界的に五輪の在り方そのものに反対される方が多い。 IOCのバッハ会長は日本に来日することになっていたが、欧米のマスコミに、ぼったくり男爵として批判され、結局来日をあきらめ、敵前逃亡をした感じ。  橋本聖子氏は、何を根拠にこういう事を言うのかとバッハ会長を擁護したが、反対に国民から、批判をされている。  組織委員会はどこに、いくらお金をつぎ込んだか、明らかにしなければならない、義務がある。 明らかにしたうえで、国民の理解を求めるのが良い。

 

最近の五輪はオリンピック憲章を無視するように他国のことを思いやる人は少ない。 自国の勝利至上主義に陥っていないか? 何が何でも開催するというのは、古代ローマ帝国のコロッセオで格闘技に熱中した人たちと変わらない。

 

ローマ帝国時代は多くの人が富を搾取され、奴隷として貧しい生活を強いられました。現代でも発展途上国、多くの国では飢餓による苦しみ、嫉妬、などが蔓延し、テロ・戦争の原因となっています。  日本でもコロナ禍にあって毎日の生活に追われ、一部の既得権を持つ者の為に弱い人たちが声も上げられない現実があります。


  スポーツは本来、純粋に楽しむ事であって、勝利が目的ではありません。  全国でさまざまなスポーツ大会はじめ、スポーツ以外でも中止や開催縮小が行われています。

 

今回のコロナウイルス禍は、私たちに今一度立ち止まって、本来なんのために行うのか、天の神様からの目的、意味などを一人一人しっかり考えなさいという教え、そして警告でもある。

 

命に合掌