ローンを組んでも、思う様に給料がもらえなかったり、売り上げが伸びず決められた支払いが困難になり、悩み苦しむ人が特に最近多くなっている。 そのために離婚し、さらに自殺まで進む人生もったいない。
借り家の家賃を支払うのなら、フラット35などを使って、家賃の支払い分で、ローンを組めばマイホームを建てられる。 現実に建てたが、コロナ禍で、所得が下がり、支払えない人が増えている。 ローンの組み替も、もともと低金利、ほとんど支払いを少なくすることは難しい。 婆の兄弟で、商売を始めて、家を住居と店をはじめ、銀行で6千万円の借り入れをしたが、バブル期当初は順調で子供も働いたが売り上げが年々伸びず、債務超過になり、借金を継いだ子供まで連帯債務者になってしまっている。 婆も持ち金を貸してあげたが、焼け石に水といった感じです。
親は亡くなっても債務は引き継がねばならない。 毎年銀行から、いくらなら返済できるのだと、取り決めが行われるが、当然利息は高めに設定されてしまい、元金はそのまま、利息の高い金利の支払いで苦しんでいる。 そしてコロナ禍、相談を受けた私は孫も引き継がない、どうせいつかは、廃業は免れない、こういう事をいう事は、問題があるかもしれないが、今できる事は、残された人生家族が楽に生きられるよう考える事、そのためには銀行からの借り入れなら、限度いっぱい借りる。 商売を少しでも続けるなら、材料の仕入れ先などの支払いは必ずすること。 そして少しでもお金を残して、銀行には、金利も支払わない。
口座が止められたら、別の銀行で奥さんの口座を使えばよい。 銀行は当然、家を売却しなさいと言われる、買い手を探してくださいくださいという。 バブルの時の土地、家は古くなっている。 兄弟への借り入れは、なくても借りていれを書面に書いておく。自己破産覚悟なら、弁護士に相談する。
引っ越せと言われたら、引っ込代をお願いする。競売にかかっても、持ち主が営業をしている。 そのような場所はせいぜい1000万円くらい。必要なら知り合いに買ってもらい、安く貸してもらえば、生き残れる。
支払いがどうにもならないとしたら、自己破産覚悟で、お金を返さない。 私は倒産した会社の社長の失敗を引き継がない為に懇意に教わっています。300人くらいの会社の社長が、倒産し、5本くらいの形ですが合計12億円の銀行からの借金が残り、不良債権業務を引き継いだ会社が毎年、いくらなら、支払えますか?と家にまで来る。 支払えないとは言わない、今やっている仕事が成功すれば支払えると言いながら、実質数年間5千円ほどを5本くらい支払ってきた。 会社によっては、50万円支払ってくれれば、ちゃらにする。 今は残りは1本で100万円で良いといわれている。 奥さんがお父さん私が出すから、支払ったらといっているが、お父さんは、もう少し減額したい様子。 家は借入だが、夫婦そろっての年金暮らしだが、車を持って、幸せに暮らしている。
支払わないとは言わない、自分が楽に生き残れる範囲で支払う。 雨の降る所に銀行は傘は貸さない。 借りてください、借りてくださいの銀行責任もある。 手形や小切手を振り出し、期日まで支払えなければ、倒産になる。 小さな商店では、ほとんどが、廃業。 廃業しても、応援してくれた仲間は裏切らなければ、今まで通り接してくれる。 倒産しても生き残る道はある何度でも挑戦できる社会。
なんでも経験、政府が進めるM&Aではないが、資本金が5900万円くらいの小さな会社を引き継ぐ新しい経営者は、出来るだけ、負債は引き継がないで、やってゆけそうな事業部門の譲渡を引き継げばよい。そんなうまい話があるわけないとしないで、何でも、銀行との相談。 今のまま倒産し、回収が出来ないよりも、少しでも回収をし、新たに利益が出そうな会社なら貸し出す。 お金の問題で夫婦が離婚する。 それも人生経験だが、好きで一緒になった縁なら、続けてみるのも縁。
命に合掌
