お金持ちになる事、地位を手にすること、家を建てる事、 結婚する事、子供を持つこと、健康でいられる事等、人によって、いろいろあると思われます。 貯金をいくらため増やしても、所詮お金は使うためにあるもの、先々の事はわからない、必要な時に貯蓄しておけば、困らない、ならば、いくらあれば、良いの? 家康ではないが、天下を取っても、いつも不安は尽きなかった。
お金を残した為に、子供たちが財産争いをしてしまったり、邪な道に走る人もいる。
お釈迦様が説かれた諸行無常は絶対の真理です。 何時までも、そのままはありえない。 すべての事は絶えず変化し続ける。
お釈迦様はこうした事に関して出家しすべてを捨てましたが、私たちには、そのような生活はできません。 大自然や目に見えない先人たちの汗と血や動植物のお陰によって、私たちは命を繋いでいる。 私の親世代は、戦争、敗戦などで、苦しい思いをされた。 小学校の教科書も今はすべて、無償支給ですが、同じものなら、兄貴が使っていた教科書の使える本は使っていた記憶があります。 物が少ない時代でしたが、周りがつぎはぎだらけの服を着ていた人も多く、さほど日本が貧しいとは思わなかった。
今はコロナウイルスで、学生生活が思う様にできないようですが、当時は学生運動が盛んで、東大はじめ、菅総理の法政でも授業が出来る状態ではなかった。
私は世代人数が一番多い時代でしたから、お前たち頑張らないと就職も良いところに行けないだとか、言われ育ってきた時代です。
当時は田舎からは、金の卵といわれるほど、都会に働きに来る人がおおく、若いそれぞれの人が就職し結婚し、マイホームを買い、子供を育て、多くの人が、自信に満ちていました。それがバブルです。 多くの人が、家を建て、結婚し子供を持ち夢を叶えましたが、何不自由なく育った子供たちの多くは、高学歴を受けても、自分の人生の目標が分からず 就職しても悩んでいる。 無理に結婚するよりも親元で暮らしている方が便利という理由で男女供、婚期が遅れ、それが少子化につながる。 実家にいる時の生活より、さらに所帯を持つことで、生活が苦しくなるようなら、男性も女性も結婚する気にならない。 健康は大切だが、いつまでも健康でいられるという保証はないどころか、100%老死は誰にでも平等にやってくる。 自分の幸せを求めるより、悩んでいる人を幸せな道にゆけるよう、今私は生きている。と思える人が厳しい人生の中であっても、幸せな人生を歩める。
蔵の財よりも身の財すぐれたり 身の財より心の財第一なり
命に合掌
