スッタニパータという仏陀の古い教えには信仰を捨て去れ、とともに人は信仰によって、激流を渡るという少しだけ読むと
まるっきり違う教えがあります。 あくまで私の解釈ですが、ゴータマ仏陀が出でた時代はバラモン教が主流の階級制度がありそういう信仰に対して、捨て去れと言われたと私は感じています。 同じスッタニパータの激流とは煩悩の事を言われている。 煩悩を滅するには、戒律を重んじたり、修行の妨げになる生活から一人離れても山奥で修行するしかないようです。
仏教は三宝(仏法僧)を大切にする教えです。 仏陀はバラモン当時の天部の神、インドラ神、帝釈天、牛頭天皇、シバ神などの神は否定されていないようです。インドでの祇園精舎にも仏教の守り神を拝し、それが、京都の祇園につながっているようです。日本の神は仏様の垂迹神として天照大神も八幡大菩薩も仏教の守護神として神仏習合として容認してきました。
明治に入ってから、神仏分離令が発令され、仏教は多かれ少なかれ、迫害を受け、その行為の行為の結果、世界大戦への道を進むことになる。 戦後は信教の自由が認められ、新興宗教だろうと〇〇教だろうと多くの信仰がある。
仏教の信仰とは、ご利益信仰とは、違いあくまでも真理にそっての実践です。 経典が方便的な事があっても、真理に沿っていることが大事な事になる。 法華信仰では、お釈迦様の仏弟子として、自身が菩薩行の実践を求められる。 コロナ禍の今、生きがいが無い方が多い。 利他の為に今こそ、数多くの菩薩が世を変える。
仏教の神は守護神ですから、真理にそっての実践をするならば、思わぬご利益を受ける事もある。
先日紹介した怪談和尚の三木大雲上人の奇跡のはなし があり、大黒様のご利益で宝くじの一等が当たったそうです。
命に合掌
