先が見えない、世界的なコロナ禍の影響で多くの人が疫病神と貧乏神に辛く苦しい日々を送られている人が増えている。

サーズ マーズ エイズ といった病気でも未だに完璧なワクチン治療薬はないようです。  yutakaさんの仏教解釈をユーチューブで拝見するようになってから、ユーチューブで多くの坊さんたちの考えも知りました。  その中で、三木大雲という京都の法華の坊さんが疫病神と貧乏神の話をされていました。  この坊さんは怪談説法で現在多くの人たちから人気を得ているようです。  今までテレビ等では、霊能者を使うなどして、霊の存在を訴える興味本位の番組が多く、中身はない事が多く感じていました。 

 

京都では本阿弥光悦さんという芸術に優れ法華信仰を貫かれた、街があります。 宮本武蔵に出てくる、花魁の吉野大夫ゆかりの寺だという事です。   三木上人はこの寺に入るまで、大きいお寺に勤めていたそうですが、家族との暮らしで電気、水道、などの公共料金の支払いにも事欠くようで、勤めたくても、坊さんでは経を読む事しかスキルがなく、そのうち、体調も壊したそうです。お医者さんに掛かりたくても、保険がなく、かなり困ったようです。  この寺に入った時にも檀家さんが30軒もなく、厳しい生活の中での出発の様でした。  今は法華経の守護そして、本人の努力によって、健康な体と生活には困らない糧を得ているようで、上人の言われるのには、あの時仏神はいないのでは思ったり、確実に疫病神と貧乏神は存在するという心境だったようです。 コロナ禍で辛く苦しむ事にも人は必要な体験をする。  特別なぜいたくはいらない、疫病神に侵されない健康な精神と、ぜいたくはできなくても、ごはんを頂ける当たり前の生活にこそ、感謝出来ることが最大の幸せ。

 

皆(他)が美味しい食べものを食べたり、旅行に出かける事は、今や当たり前と思っている心の中には感謝の心が存在しない。 

 

健全な精神小欲知足に満足し感謝できる人たちがコロナ禍の新しい文化になれば、禍い転じて福となる。

 

 良い事も続かない、悪い事も続かない、春の来ない冬はない。 

 

命に合掌