特別養護老人ホームは有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅と比べて利用料がおおむね安い為希望者が多く待機者が多かった。

特養の待機者が減少した理由は要介護1.2の人は家族の虐待から守るためなどの相当の理由がなければ、入所できないようにしたためだと介護の実態に関しての素人の私ですが、感じています。

 

待機者の減少が有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅のサービスの向上した結果なら申し分ないが、国は特養の増設はこれ以上考えていないようです。  NHKの番組で北海道では認可が下りていない、老人ホームに入所する人が多くなっていて、市の財政を圧迫しているというニュースを見ました。 年金だけでは入所できない、待機者の為の老人ホームになっているという事。  国も認めざるを得ないことになっているようだ。

認可されている老人ホームは廊下の幅が広く、査察があるから、多くの面である意味安全が守られている。  認可されていないホームは、国民年金程度で入所でき、部屋もきれいに作られているが、廊下などが狭いが、その分建築費がやすくて済む。  

びっくりしたのは、集合住宅のように、部屋に住んでもらう事により、訪問介護扱いになり、その点数で、運営されているとの事。

離れた在宅ならば、遠くまで足を伸ばさなくてはならない、当然訪問は介護する人の労力が必要になる。  同じ棟ならば、訪問介護とて、時間はかからない。  今は、東京で待機している人も、北海道でどうですか? と勧誘もあるらしい。

働き税金を納め、年金を納めてきた人たち、福祉国家を目指すなら、国が最低守ってあげて欲しい。 国がやらない仕事を認可されていない老人ホームが肩代わりをしている。  最低、認可されていない老人ホームでも、国は規約を緩めて安全に対処していただきたい。