提供: 新纂浄土宗大辞典(浄土宗、平成28年3月14日刊)
ごしゅほっし/五種法師
五種類の法師。『法華経』法師品に「妙法華経の乃至一偈を受持し、読誦し、解説し、書写して」(正蔵九・三〇下)と説く、五種の行者のあり方。受持法師(教えを信心受持する人)・読経法師(経文を読む人)・誦経法師(経文を見ず暗誦する人)・解説法師(経の文句を解釈する人)・書写法師(写経する人)の五種類。これは『法華経』に「読誦」と説く部分を読と誦に分けて理解するもの。
法然さんは 曇鸞・道綽・善導の誤った解釈を引いて、聖道門と浄土門という教えの区別、難行道と易行道という修行の区別を立てて、法華経および真言をはじめ釈尊一代のあらゆる経々とあらゆる諸仏・諸菩薩および神々を、すべて聖道門・難行道・雑行の中におさめ、「捨てよ」「閉じよ」「閣(さしお)け」「抛(なげう)て」と命じました。
浄土宗さんも教義を変わるざるを得ないのかな? 少し天台宗に近づいた。
読と誦に分けて理解するものとしているが、 意味は少し違います。 法師品ですから、お釈迦様と共にです。
あくまでも妙法蓮華経の受持成仏が一乗の成仏になります。
日蓮聖人の教えは、妙法蓮華経に命を捧げますという帰命ですから南無をするわけです。 末法ではお題目を唱える修行を正行とし、法華経の経文を読んだり経文を見ず暗誦したり経の文句を解説したり、写経をするのは、末法では助行とし、これも、妙法蓮華経の受持の為です。
末法無戒だという宗派もありますが、 法華経は一乗戒です。
お酒を飲んではダメだという戒も仏教は多いですが、これは薬物も同じで、精神が正しく保てないからという意味でしょう。
飲む妙法蓮華経は楽しい。 飲む妙法蓮華経 飲む妙法蓮華経
命に合掌
