漫画家 赤塚不二夫先生の作品に天才バカボンがあります。

バカボンとは仏教用語で「薄伽梵(バギャボン・バガボン)」 からきているそうです。

 

バカボンのパパさんが最後に言う言葉は 「これでいいのだ」 はあるがまま、ありのままを受け入れる悟りの境地だと言われています。

 

いつも箒をもっている  「レレレのおじさん」 も天才バカボンには欠かせない存在です。

レレレのおじさんは、お釈迦様のお弟子の「周梨槃特=チューラーパンタカ」 がモデルだそうです。

 

妙法蓮華経によれば、自分の愚かさに苦しんでいた時にお釈迦様より命じられて毎日掃除をして唱えるという修行の後に「真に払い除くべきものは、実は自分の心の中の塵であり埃なのだ」 と悟りをひらいたと言われています。   自我が強すぎ、私は悪くない、私は正しいというような心のままでは、そのまま、地獄、餓鬼、畜生の世界に赴いてしまう。

 

バカボンパパの最後の言葉、「これでいいのだ」 には、すべての出来事、存在をあるがままに受け入れ、前向きに肯定することです。

 

私たち日常生活の中で、失敗をしてしまうと、ダメだと落ち込んでしまう。  落ち込みをプラス思考に受け入れると重苦しさから解放されていきます。  失敗は成功の元。  

 

日々の出来事で例えば自分が思いもしない病気になってしまった。 病気のほとんどは、自身の生活が理にかなっていなかったことが

原因の場合が多い。  普段の食生活、睡眠、運動 等、すべて自分自身の身体に無理な生活をしていなかったのか?

 

病気もマイナスにとらえず、まずは「これでいいのだ」 と、受け入れれば身も心も軽やかに生きる事が出来るとバカボンのパパが教えてくれる。  南無妙法蓮華経

 

命に合掌