ALS患者のSNSからの安楽死の要望で、嘱託殺人の疑いで医師2人が逮捕された。
命を救うという志を持って、医師になっても、治る見込みのない、本人の希望を取り入れ、
身障者や高齢者は生きた屍として殺してあげた方が良いと思う人がいたという事でしょう。
少子高齢化社会になり、身障者や高齢者を生きた屍的な事しか見ない人が多くなっている。
相模原の連続殺人事件のような事は、これからも起きる。 唯物論的な事にしか、物を見ない。
親、自分自身の事を含めて、早いうちから死を真剣に受け止め、考えた方が良い。
介助されている人は、今まで、何でもできたことが、出来なくなり、自身が情けなく思って、
家族に迷惑をかけるぐらいなら死んだほうがいいと口走る事もある。
こうした思いは、私たちとて、変わらない、自身がもっと元気で生きたいという逆の心の現れ。
真夜中に婆は時々、 ベッドから、起こして~、死んじゃうよ~と何回も寝言を言う。 これなら、当分死ぬことはない ♪
何処までが延命治療なのか? という問もある。 呼吸をしやすくするため、のどに穴をあける事で、患者を楽にする手術もある。
つんくさんみたいに、声が出なくても、頑張っておられる方もいる。
末期癌などで、肉体的な痛みならば、今は麻薬で遮断が出来る。 これは延命治療とは違う。
死ぬ間際の心の状態が大切だと言われる。 辛い事、苦しい事、悲しい事もすべて受け入れて、思い残す事のないように、いろいろあったが、皆のお陰で、楽しい人生だった、ありがとうと、旅立ちたいものだ。
体の痛みは薬で止められる。 夢や 希望を失った 心の痛みはそのまま迷の世界に生まれ、苦しみ続けてしまう。
自分で死ねないから、見境なく他を殺して死刑にしてもらいたい、秋葉原殺人事件、 本人の希望通りに死刑にかけるのが良いのか、死刑執行官だって、誰もが手にはかけたくない。だから、複数でボタンを押す。 個人的には死刑廃止、懲役300年。
人は良い事ばかリできる動物ではない、私も 悪い事をしたり、迷惑をかけてきたからこそ、生きるとは、死に向かって、迷惑をかけた以上に他を社会で思いやる事でしか返せない。
命に合掌
