コロナウイルスが都会を中心に広がっている。 昨年は婆の介護の合間に義妹の応援を借りて、毎月数日間だけ、車で320キロ6時間かけて、日本海側の集落まで遊びに行っていたが、コロナ自粛で、行くことが出来なくなっています。 先ほど村の様子を電話で聞きました。
若い人のお陰で、仕事にも多少余裕が出来たことから、自ら雪が多い、集落に行って、雪かきや、草刈の手伝いでもしながら、田舎生活を楽しむつもりでしたが、行くことができず、家の鍵を預けている、近所の人が、窓を開けて、空気を入れ替えてくれたり、家の周囲の草刈り、使っていない田畑の草刈りもしてくれているようです。 何のことはない、少しでも社会のお役に立てればと思っていたが、いつも逆にお世話になるばかり。
田畑の色、水の色がまるっきり違う美しさ、田のコオロギがこんなに泳ぎ上手だとは知らなかった。 普段10人もいない、ゆったり温泉が、お盆には、若い人が子供を連れて来ていっぱいになる。 部落の人は 都会に出ている子供たちにも、会いたいが、お盆の帰省は、来なくて良いと言われているようです。
都会の雑踏から抜け出し、田舎に移住生活をしてみたいと思う人もおられるようですが、現実に難しい事がたくさんあります。 働く場が少ない、街に出るには、車で30分かかる。 バスも1時間に1本、それも最終が6時過ぎると終わる。 自治会費も都会では月に200円年に2400円程度ですが、集落は23軒しかなく、10倍の25000円です。 それでも村の予算は60万円にも満たない。 そこから、会館の維持、電気、水道、神社への奉納でなくなる。 そのような生活の中でも、毎月のように、村の人たちが食べ物を持ち合って、遊ぶ、楽しいひと時。 田舎暮らしを始めたいと思う人は、まずは自分から飛び込んでゆく覚悟がいる。
田舎なら、もう少し近い場所にもいくらでもあるのにと言われるが、好きになってしまったのだから、仕方がない。
大切な修活時間、楽しく遊びたい、 村の環境と、迎えてくれる笑顔が私に元気をくれる。
合掌
