秋刀魚がお店で一尾6000円近い価格で販売されたニュースは多くの方が驚かれたと思う。
近年毎年のように、起きてしまう、豪雨災害、さらに、私たちの生活そのものを、破壊してしまった、、コロナウイルス。
アフリカだけでなく、インドにも、広がっているバッタの大群で、農作物を食べてしまい、いずれ、中国にも及ぶ可能性が高い。
気候の変動で、世界的な食糧不安が出てきている。 山に積もる雪が少なくなって、脚の短い、イノシシが増え、里山の半自給自足の生活さえ脅かしている。 小欲知足を忘れた、人間の強欲の影響が、地球温暖化につながっていて今こうした形で報いを受けている。
さて、 楽しい事だってあるじゃないか、なぜ、仏教では一切皆苦なのだと思う人もいるでしょうが、
一切皆苦とは、私たちも含め、すべては、変化する諸行無常であって、、何事も自分の思い通りにはならないからです。
国も、社会も、企業も、家庭も絶えず変化しつづける。 変化についてゆけないことは淘汰される。
歌にある、今の社会の ありのままで良いの~ ではまずい。
仏教でいわれる、在るがままとは、 現在の状況をまずは受け止め、、こうした社会の中でこそ、明るく頑張って実践されている方の行為に目を向け、素直に感謝し、至らない自分でもできる事を前向きに努力し実践の積み重ねが幸せを得る。
今辛い闘病生活や介護生活をしている方も、始まりがあったのだから、必ず終わりもある。 まずは、現状を受け入れ、今辛く、苦しい事は人生修行の険しい山を真剣に登っているからです。 頂上に近くなれば、それだけ、さらに険しくなり辛いが、登った時に、今までの辛さや苦の体験が自身の人生の中で、大きな心の財産になる。
生活するうえで財は少しは必要だが、執着しすぎると、家族の財産争いに巻き込まれたり、美味しい話の誘いに乗って、振り込み詐欺に出会いやすくなる。
【蔵の財よりも身の財すぐれたり 身の財より心の財第一なり. 】
自他を区別し比較してしまうと、そこには、愚痴や、妬み、時には怒りや、恨みまで発展してしまい幸福から遠のいてしまう。
※ 他の人の表向きの生活や、楽しい時の自身の今までの生活が、当たり前と思ってしまう時は、有難いという、感謝の心が存在しない。
