「働かざる者食うべからず」は聖書の言葉

 

「働かざる者食うべからず」という自己責任論を振りかざす人が多いそうです。

新約聖書に「働こうとしない者は、食べることもしてはならない」という一節があります。
(新約聖書『テサロニケの信徒への手紙二』3章10節)

これが「働かざる者食うべからず」という表現で広く知られることとなりました。
ここで書かれている「働こうとしない者」とは、「働けるのに働こうとしない者」であり、
病気や障害、あるいは自らの意思ではなく職を失って「働きたくても働けない人」
のことではないとされています。聖パウロは誤った終末論に惑わされることなく、
落ち着いて日常の労働に励むことの大切さを説いていました。

ソビエト連邦共産党の初代指導者、ウラジーミル・レーニンは、この言葉を使い
「働かざるものは食うべからず」これが社会主義の実践的戒律である、と述べました。
レーニンの言葉には、不労所得で荒稼ぎする資産家達を戒める意味合いもありました。

「働かざる者食うべからず」、聖書由来の言葉が、旧ソ連を経て、日本で叫ばれる不思議。

 

*********

 

自己責任とは思っていなかったけれど、聖書から、きた言葉とは、知りませんでした。

政府や自治体の、自粛のお願いは、国民はわかっている。   一日でもお店を開けて、稼がないと、食えない人はどうなるの? 

 

 

コロナウイルスの対策で危険と隣り合わせで働かなくてはならない、医師や介護士の方ご苦労様。

働きすぎも体に悪い。 早く終息ができ、余裕がある介護現場であるよう、

政府や自治体は、自粛の要請だけでなく、 今の数十倍の大幅な検査の増大と陽性者は、自宅以外でも隔離する場を大幅に増やすしかないと思われる。