厚生労働省によれば、2025年、団塊世代が75歳以上に達するため、介護現場の人手不足はさらに進み、現在の倍に近い約250万人の介護職員が必要になると言われている。 今でも人手不足なのに、まじかに迫っている。
高齢化社会は日本だけでなく、世界中問題を抱えている。
日本が世界に先駆けて、介護ロボットを推進しようという動きが、人を月に送り込んだ、アポロ計画のように、ムーンショット計画という内閣府の目標になっている。
介護ロボットと聞くと、人型で、人と同じような仕事をなんでも、こなしてしてしまうというような、イメージを持つが、介護で人を助ける装置全般を介護ロボットというみたいです。
例えば、人が装着することにより、小さな力でも重い物でも持てるようになり、腰を痛めにくくするパワーアシストと呼ばれる装着ロボットは、介護現場でも有効だとされています。
人を抱える移乗の時などに効力を発揮するが、介護の現場では荷物の積み下ろしのような仕事ばかりではありません。 仕事が終われば装着ロボットを取り外して、食事の介助、着替え、話相手等、別の仕事もやらなくてはならない。
装着の取り付け取り外しに時間もかかる。一機種のロボット装置にできることは限られており、部分的には役に立つが介護全体の仕事を通して考えると、必要ないという施設があることが現実のようです。 取付取り外しが簡単に素早くでき、洗濯などのメンテも楽、装着しても、他の仕事に影響されない、さらに軽くて、良い製品が望まれているのでしょう。
介護ロボットが、コストが高いと感じるのは、現場で、介助者が、あまり役に立たないと感じているからだと思われる。
私は自分で立っていられない、要介護4の婆の在宅介護にかかわっています。 排泄介助、移乗介助、入浴介助も体力があるせいか、さほど、困難は感じていませんが、さらに、機械設計技士として、どうしたら、だれもが、安全に楽に介助ができるか、研究しています。
