https://business.nikkei.com/atcl/report/15/226265/051500118/
一言でおむつといっても、赤ちゃん用のように、パンツ型、テープ型だけではない。パッド型というシート状のものや軽失禁用の小さめのパッドもある。特に「最近は、60歳を過ぎても若々しい方が多く、軽い尿漏れはあっても、活動的に外出をするといった方が増えている」(ユニ・チャーム広報)。利用者は人間だけにとどまらない。いまや、おむつは飼い犬などペットにも着用させる時代。全体としての市場は右肩上がりで成長を続けている。
現在、紙おむつは、一般ゴミや産業廃棄物として焼却処理をしているケースがほとんど。ただし、水分を多く含む使用済み紙おむつは、焼却処理の負担も大きいともいわれる。炉内の温度低下を防ぐために補助燃料を使用すれば、焼却炉を傷める要因となりかねないからだ。
衛生面における心理的なハードルも相まって、使用済みのおむつをリサイクルするという機運はなかなか高まってこなかった。それが、滅菌技術や素材の分離技術の進歩により、最近では、新品パルプ同様の上質パルプの製造が可能になりつつある。使用済みおむつから新しいおむつを生み出すというリサイクルが、現実味を帯びてきたのだ。
*********************************
高齢者が増えて、紙オムツを一般家庭ごみで燃えるゴミとして出すのは、資源の無駄につながる。 リサイクル 使用するには、多少抵抗があるかもしれませんが、日本の紙技術は目を見張る。 海外からの紙オムツの受注もますます増えるでしょう。
実用化になったら、家庭でも率先して、再生資源として、分別など協力をする。
