西遊記は中国の三蔵法師という真言のお坊さんが天竺インドまでお経を受け取りに孫悟空(猿)、猪八戒(豚)、沙悟浄(河童のような妖怪)が三蔵に供としてついてゆく物語です。   

 

 猿を怒りの心、(自分の意に添わないと怒る心)

 豚を貪りの心、(自分だけの為に貪る心)

 河童を愚痴の心 (不平・不満などの邪心で小我を通すよこしまな心)

 

 誰にでも備わっている 意(こころ)の三毒を捨てさるよう自らコントロールをすることが悟りへの道

 

三蔵法師と出会う前の孫悟空は自分以外の存在を敵だと思い込み、自分と違う存在を認められず、憎悪を投げつける。実体のないものにおびえ、いかりに身を滅ぼさんばかり、そしてお釈迦様によって岩穴に閉じ込められます。  

 

三蔵法師と旅する中で、悟空は「空を悟れ」という課題と向き合うことによって、すなわち自分がいかりを抱いてきた相手が単なる幻想だったと気付き始めて、そのエネルギーを前向きな方向に転化していくようになります。

 

顔が見えない中でのネットで誹謗中傷の問題が出ています。 

自己中心的で、自分は正しい、自分が気に入った人しか認めなく攻撃する。 、気に入らないことには怒り、愚痴ばかり。  

自分に対して、敵対してくるものであっても、まずは認め、受け入れる事で大きな心に育ってゆく。 さらに精進するぞ

 

 

 

 

 

 

 


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