素人の妻でも安全に要介護4の婆の排泄介助が出来る器具、満足な手すりが見つからなかったので、自作してみた。

 

 人間工学的には人が椅子に座っている時には、体の重心が、おへそあたりにある。 元気な人なら、立ち上がる時には、少しだけ、前かがみになって、足元に重心をずらした、勢いで立つことが出来る。  自力で立つのが難しくなっている婆には、できるだけ、前に大きく体を倒すことで重心が足元に移る。 そのためには、必ず前に空間がなければ、立てない。  このことを踏まえて、会社の社長に相談し、、機械を借りて、試作してみた。

 

 

基盤の板の上に足を置くステップ板があり、中華テーブルのように旋回する。  ステップ板には、とりあえず、水道で使う配管で手すりを作り、取り付けた。  婆はヒザが伸びない、くの字に曲ったまま。 立ってもヒザが崩れないように、袋の中にクッションを入れて、ヒザあてにすることで、安定して体位を保てる。

 

 

 

使えるかどうかを見定める為に作ったもの、回転移乗器具、だが、予想した通りの結果が出て、妻でも婆の介助が出来るようになった。  介助者の両手が空くので、パンツを下げたり、お尻も吹いてあげられる。 

ステップ盤が回転してしまうので、介助者はステップ板に片足を乗せて止ておく。 ブレーキ機構、形、材質等多くの課題が残っているが、一つ一つ解決をするつもり。  ケアマネの方に見て頂いて、ほめていただきましが、多くの人のご意見を頂き、改良し世に出たらと思います。  屈託のないコメントをよろしくお願いいたします。