病院から戻った婆は認知症がかなり進んでいる。 夜は二人だけになる。 プライムビデオで、婆が好きそうな
ドラマを見せたり、婆の昔のアルバムを見せて、話を聞いてあげる。 それでも、家に帰りたい、帰りたいという意識は強い。
帰りたいよね。 だけど、家は外から玄関に入るまで階段がある。 足を鍛えなければ、登れないとして、椅子につかまっての
足腰の訓練をさせた。 トイレまでは、距離があるが、車椅子に乗っていれば、わけなくトイレに座らせてあげられる。
この写真はレンタルで取り付けて頂いた製品で、それなりに、安定して使ってましたが、、自立できない婆の
トイレへの移乗の際に力の弱い妻が婆と一緒に倒れこんでしまった。 このことがあってから、どうしたら、力のない
素人の妻が自立できない婆の移乗介助ができるかを考えるきっかけになった。
座らせることよりも、パンツを脱がし、パットを取り換える。こちらの方が、危険。 立ち上がらせる方法、適当な商品は見つからない。
少しの時間でも、立ち上がる事が出来、妻でも介助が可能な手すりの開発

