憑き物落としで不幸体質から
幸運体質へとあなたを導く
霊界コンサルタント・北郷杏奈
（ほんごうあんな）です。
ずいぶん前に「憑き物落とし」の
ご依頼をいただいた件ですが
個人的にも大変印象に残っているので、
ご紹介させていただきます。
音声でもお聴きいただけます
ご依頼主は60代の女性。
同居している息子さんが行方不明に
なったと、ご相談いただきました。
家業をされているのですが、
お父様が現役で意見がことごとく合わずに
ぶつかっていたらしく
ある日家を出たまま帰らず
連絡もないとのこと。
奥様も置いて衝動的に出ていったようで
奥様もとても心配されていましたが、
連絡は一切無いということでした。
お母様は心配でいろんなところに
相談し探したけれど手がかりもなく、
疲労されてました。
お調べしたところ、お父様と息子さんの
こじれた縁を1度断ち切る方が
良いということと、
ご自宅と土地の浄化、
そして息子さんの憑き物も
落とした方が良いと出ました。
親子の縁を切ると言っても、
こじれてしまった縁なので
一度切ってスッキリさせるのが目的です。
土地の浄化を行なっていくと、
庭の一部がとても気になりました。
そこには1本の木があったのですが、
その木から哀しみの想いが伝わってきます。
意識を集中させて対話を試みました。
すると、その木は
息子さんにずっと想いを寄せていて、
自分は木だから想いを伝えるどころか
気付いてもらうことも出来ない。
息子さんの幸せは願っているけれど
何も出来ない自分が切ない、、、と。
そしてあることを託されました。
『息子さんが着ていたシャツを木の根元に
植えて欲しい。それだけで私は充分です。
これからも、ここでこの一家の幸せを
見守り続けます』と。
打算の全く無い木の精霊の恋心に触れて
私も胸が痛くなり、号泣してしまったのを
今でも覚えています。
ご依頼主のお母様にそのことを伝え
息子さんが着ていたシャツを木の根元に
埋めていただきました。
息子さんはセッションが終わった後
2ヶ月もしないうちに連絡があり、
無事に家に戻ったそうです。
確執があったお父様ともほど良い距離で
お付き合いが出来るようになったと
ご報告をいただきました。
木の精霊さん、
今もきっとあのシャツを抱きしめながら
ご一家を見守ってくれているでしょう。
