【聴く】と【聞く】
ゆとり代表マネージャーです。
今回は"聴く"と"聞く"の違いについてお伝えしていきます。
違いを理解するために、漢字を見てみましょう。
"聞く"には「耳」が入ります。
"聴く"には「心」が入ります。
つまり、
"聞く"…「耳」できく
"聴く"…「心」できく
ということです。
どちらがいいかは明白ですね。
個人的にはこれに気づいたとき衝撃でした。
自分は人の話を聴いていたつもりが”聞く”になっていると。
少し解説すると、
”聞く”は、耳で聞くという機能的な行為で、単に話が聞こえているだけの状態を指します。
一方、”聴く”は、部下の動作(例えば、声の調子、表情、目の動き、身振り)や発言から、部下の気持ちを受け止め、理解しようと努める事を指します。
つまり、”聴く”とは「消極的」な行為ではなく、相手の感情(思っている事)、意見(伝えようとしている事)を「分かろうとしてますよ」と発信しようとする「積極的」な行為であるという事ができる。
このような行為を「アクティブリスニング(積極的傾聴法)」と呼びます。
日本人は"聴く"力が弱いといわれています。
「7つの習慣」という本を読んだことはありますか。
それにも書かれているのですが、読み書きには学校でも多くの時間を使います。
しかし"聴く"は学校では学ばないので、自分で勉強しなければいけません。
しかし、聴くスキルは学んで練習していけば伸ばしていくことができるのです。
学校では教えてくれないことかつ、みんなができることではありませんので、
ピンチがチャンスに変わることはきっと皆さんならわかるはずです。
私は、部下だけではなく妻や家族の話にも”聴く”練習をさせてもらっています。※勝手に
意識しないと出来ないですが、意識するだけで家族とのコミュニケーションも取れますし、
”聴く”スキルの向上にもつながるので非常におすすめです。
慣れてくると空気を吸うのと同じ要領で”聴く”が出来ますよ!
試してみてください(^^)
ちなみにもう一つ。
”訊く”という問いただすというきくもありますが、
これをしてしまうと部下は萎縮してしまって本来の力を発揮できなくなるので注意してくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございます!
投稿が皆様のよりよい未来につながることを祈っています。