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明治と言えば、何でしょうか?

間違いなく、ラムネではありません。

しかし、このラムネが売れているんです。
若干のブームと、PR内容を若干変えたら、微妙に売り上げを伸ばしているっぽいのです。

では、どのようにPRしたのかと言うと、「ブドウ糖90%」と記載しただけです。

そうしたら、夜間のトラック運転手やら、受験生やら、ビジネスマンやら、スポーツ選手やら、ドラッグストアでブドウ糖を購入していた色々な人が安価なラムネに鞍替えしました。

競合は思わぬところに存在するものです。

あなたのお仕事での競合としているものは、本当にそれで合っていますか?
見えない競合はいませんか?

見落としていたら、あっという間に、やられてしまうことも。

私の尊敬する経営者の一人、宅急便の生みの親さんは、著書の中で「業態化が流行っている」と述べられています。

それを考慮すると、本当にさまざまな企業が競合になり得ると思います。

例えば、ネット販売専門のご当地パン屋さんが存在します。そうすると、北海道のご当地チーズケーキ屋さんは、競合がご当地ロールケーキ屋さんといったスイーツ屋さんだけでなくなりますよね。

見えない競合の探し方のもう一つの方法は、商品やサービスが持っている機能で分析をし、一倉定先生の云うところの、事業の定義づけをするとわかりやすいですよ。