白熱!「プロの定義」とは?



この前外食に行ったとき、
ちょっと面白い議論を

私の隣の席で展開し
白熱してたので思わず聞き耳を立ててしまいました。


お題は「プロの定義とは?」です。




「プロとは同じ結果や仕事を何度も同じように
 こなせる人だ」



「それでは機械と変わらん。
 プロとは、最低基準を保ちつつ、
 相手の要望に自分のオリジナリティーを加え
 相手を納得させるのがプロだ」



「そもそもプロフェッショナルとは
 お金をもらって生活をしている人の事だから、
 その人の仕事が認められて報酬が発生した時点で
 誰が何と言おうがその人ももうプロだ」

「いやいや

「いやいや








結局、答えは出なかったようですが、


僕はBが言っていた説が
一番まともかなと思って聞いていました。



Aの説は、もし「同じもの」の水準が
機械では表現できないようなレベルだとしたら
話は別ですが、それは職人などにしか当てはまりませんし、
職人でさえ「全く」同じものを手作業で作るのは
ほぼ無理と言ってもいいでしょう。


Cの説は、プロの定義を説いているだけで、
その後の議論にも全く着いていけていませんでした。

全く持って的外れですのでコメントはカットします。


そしてBの説。

おしいですが、やはり違いますね。





プロフェッショナルとは、報酬に値する
価値ある役務を提供できる人です。



ですから、論議していた3人は
そもそもが論点がずれてしまっていたのです。


間違っていたのは顧客の目線ではなく
プロの目線で考えてしまった事。


まず、プロフェッショナル第一条件は
「顧客満足」です。



これを欠いてしまってはいくら自分が
完璧な仕事をしたと思っていても
プロとしては失格です。


・相手を満足させられるか?



・相手が何を望んでいるか?



・相手が何をすれば喜ぶか?


これらを考え、仕事が出来る人こそがプロであり、
それもできずにプロと名乗り仕事をしているのなら、
毛の生えたアマチュアも同然です。


この、僕が挙げた「プロ意識」、
何かに似ていると思いませんか?



そうです。



日本が誇る和の心、
「おもてなし」です。


この「おもてなし」の心は
ビジネスをするにあたって非常に有利に働き、
相手の心を鷲掴みにするチカラを持っています。



ですから、世界中の観光客が
日本の「おもてなし」に感動していますし、
ビジネスの現場でも「おもてなし」の心は
注目されているのです。


もちろん、あなたに「今すぐプロになれ」とは言いません。



でも、稼ぐ為にプロ意識を持つ事はとても大切な事です。



中途半端な気持ちでやるよりも、
意識を高め、「相手が何を求めているのか」を
自発的に導き出せるようになれば、



成功への距離は飛躍的に縮まりますよ。