参議院選挙 年金政策 | co・co・ro・jiyu

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心に思い浮かんだことを、自由に書きたいなと思っています。

 7月21日は,参議院選挙の投票日。

 

 各党の争点の一つに「年金問題」がある。年金の仕組みは,大きく二つある。厚労省によると…

 

「賦課方式は、年金支給のために必要な財源を、その時々の保険料収入から用意する方式です。現役世代から年金受給世代への仕送りに近いイメージです。現役世代が高齢になって年金を受給する頃には、子どもなどその下の世代が納めた保険料から自分の年金を受け取ることになります。」

 

 「積立方式は、将来自分が年金を受給するときに必要となる財源を、現役時代の間に積み立てておく方式です。」

 

 賦課方式では,自分が厚生年金などで徴収される掛け金に見合うものを受け取れるのかどうが不明。また,少子高齢化の日本では,若い世代の負担が大きくなる。それで70才定年案が浮上することになる。 

 

 自分的には,積立方式がいいと思う。自分が積み立てた分を老後に

受け取ることがことになる。5年間勤めた後,専業主婦になった親戚の女性はその予想年金額の少なさを嘆いていた。これが積み立て方式なら,自分で納得できるのではないかと思う。

 

 しかし,賦課方式から積立方式に変換するのが難しいという。各党の年金政策に盛り込まれた優遇的な措置に係る財源は,いったいどこから?年金額が減額されたら?いろいろと心配になってくる。

 

 老後は2000万円の貯蓄が必要という話。老後に備えて貯蓄することは大事なことだが,実際には教育費をはじめ子育てに大部分が費やされる。しかもリターンがほぼない。また,家を購入するとなれば,ローンつまり借金を抱え込むことになる。

 

 今のところ借金はないが,年金だけで暮らしていくのは心もとない。老後は,どうなるかわからない年金と,多くはない貯蓄を切り崩しながら生活していくことになるのかと思う。